2001/5/30 マツキヨ営業減益、ドラッグストア連合結成へ  朝日新聞ニュース速報

ドラッグストア最大手のマツモトキヨシは30日、商品の共同仕入れや独自商品の企画、販売などで提携する全国規模のドラッグストア連合の結成を目指すと発表した。同日付で静岡県を中心に85店を構える高田薬局(静岡市)と提携。6年後には20社程度と提携して売上高1兆円規模の連合体を目指す。

ドラッグストア各社は競争激化で利益率の低下に苦しんでおり、マツキヨも2001年3月期(単体)は7期ぶりの営業減益を強いられた。連合の形成によって仕入れ価格の引き下げ、物流コストの削減などを目指す。ドラッグストアだけでなく、調剤薬局チェーン、地域スーパーとも提携する方針だ。

ドラッグ連合には、大手スーパーのジャスコがハックキミサワなど11社と組む「イオン・ウエルシア・ストアーズ」があり、全国に1300店を構え、売上高4000億円規模。マツキヨの連合結成はジャスコ連合への対抗措置ともいえる。[2001-05-30-19:24]


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