99/2/24都道府県医 介護保険担当理事連絡協議会 報告
98年秋に実施の平成10年度要介護認定試行的事業について
- 一次判定のあり方
- かかりつけ医意見書の書き方・・・・などで問題点が生じていることを報告
試行的事業の結果について
- 医師会員以外の医師に介護保険やかかりつけ医意見書の書き方の情報が伝達されていない。特に、大学からのローテーション勤務医は介護保険について理解していない。
- 認定審査会委員への、「かかりつけ医意見書」についてのアンケート結果では
- 記載してある字が悪筆で読めない、横文字でかいてあるため意味不明で読めない。
- 意見書と調査票の記載に食い違いがある(患側、麻痺の有無、痴呆の有無など両者が異なる記載)
- 医師が診断していないのか、単なるチェック漏れなのか判断できない
- (記載が内容が不備で)一次判定を変更する根拠となる記載となっていない という意見あり。
日本医師会、青柳常務理事の話
99年10月までには、審査会現場に混乱を起こさないようにする必要がある。一次判定に使われたロジックは60%くらいは、患者の状態像との相関があると考えており、修正しながら精度を高めたい。一次判定結果に、大きな不具合が生じたケースについては、一次判定結果は参考資料として、かかりつけ医意見書や特記事項と並列的に扱うことが出来るようにする。その際、二次判定では何をパラメーターにするかが大きな問題となる。二次判定重視としながら、なお、その具体策は検討中である。
最初のホームページに戻る pf4m-atm@asahi-net.or.jp