20000/2/15 子供虐待に24時間対応 川崎市が全国初の試み 共同通信ニュース速報

親による子供の虐待の増加を受け、川崎市は十五日、児童相談所が休業する休日や夜間でも、福祉の専門家が相談や通報に対応し、緊急時には子供を一時的に保護する機能も備えた「児童虐待防止センター」を設立する方針を決めた。来週開会の市議会に提案する予定の二○○○年度予算案に費用約千三百万円を盛り込んでいる。 

以前からある児童相談所やNGO(非政府組織)の窓口は平日の昼間しか利用できないが、センター設立によって、同市は子供の虐待に二十四時間対応できる全国初の態勢が整うという。     

市児童保健福祉課は「虐待は家庭内のストレスが絡むケースが多い。追い詰められた時、すぐに話ができる相手がいれば、かなり防げるはず」と話している。                  

同課によると、センターは市内の児童養護施設に運営を委託。休日の昼間は虐待問題に取り組むNGO職員ら、夜間は施設で子供の養育に当たっている職員が、親と子供とを問わず、電話や来所による相談に応じる。                      

人命にかかわる緊急事態などと判断した場合は、児童相談所と連携し、児童福祉法に基づき子供を一時的に引き取る「駆け込み寺」の役割も果たす。                      

このほか、児童相談所に保健所や福祉事務所、病院、警察とのパイプ役を務める心理職の協力員を新たに配置。市内の全保健所が月に数回専門家を招き、子育てに問題を抱える母親向けに無料のカウンセリングも開催する。 [2000-02-15-19:58]


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