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飲み物や整腸剤に使われている乳酸菌には、膀胱癌の再発を抑える働きのあることが臨床試験で確認されました。
膀胱癌は、手術をして癌の患部部分を切り取っても再発するケースが多く、再発をいかに抑えるかが治療の課題となっていました。
東京大学名誉教授の阿曽佳郎さんの研究グループが、
膀胱癌手術にて患部を切り取った患者78人を、水に溶いた乳酸菌30mgを飲む/飲まないグループの2グループに分けて、一年間の臨床試験を行いました。
その結果、一年以内の膀胱癌の再発率は、乳酸菌を飲んでいない患者グループは45%、乳酸菌を飲んでいるグループでは20.8%の結果を得ました。
乳酸菌を飲む事により、再発率は半分以下に抑えられたことになりました。
現在、膀胱癌の再発を抑えるために使われている抗がん剤には、強い副作用がありますが、今回、乳酸菌を飲んで副作用を訴えた人は一人もいなかったということで、乳酸菌の投与は患者に負担の少ない、再発の予防法として注目を集めそうとの事。
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