本の修理
- 補修テープ
- Bコート(公共図書館の本によく使われているの透明カバー)
- ページヘルパー
- フィルムプラストP
- 糊
- でんぷん糊(大和糊<米飯>など)
- ・でんぷん糊を使うのが基本。
- 使ってはならない道具
- ・セロテープ(すぐに粘着力がなくなり、ぱらぱらと剥がれ落ちてしまうばかりでなく糊のために、紙が変色し、劣化してしまう。)
簡単な本の修理方法
普通の家庭には図書館員が使うような上記の道具類はない。
それでも大事な本が壊れてしまった場合はどのように修理したらいいのだろうか?
- 絵本の修理
- 保存が目的でない子供がよく読むボール紙の絵本などの場合は、市販のBコート(フィルム)を使うといい。
- 子供は大好きな本はボロボロになるまで何度でも読むので、ページ全体に張って強化するといい。
- どこにでも売っているというものではないが、最近は生協やホームセンターなどで取り扱っているところもある。
- ハードカバーの修理
- ハードカバーの表紙が壊れた場合は、上記の市販のBコートで表紙を包む。表紙の内側はBコートを使ってもいいが、中性紙(最近のコピー用紙は中性紙)または和紙をでんぷん糊で貼り付けて補修する。
- ペーパーバックの表紙の修理
- ペーパーバックというと読み捨てというイメージがあるが、中には思い出の文庫本、新書を保存したいという場合もある。
- そんな大切なペーパーバックの表紙が壊れてしまった場合は、ハードカバーの表紙の内側の修理と同じく中性紙か和紙をでんぷん糊で貼り付けて補修する。
- #ペーパーバックの表紙をBコートで包んで補修すると時間がたつと反ってしまう場合がある。