本の紹介

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天文民俗
ギリシャ神話 神々と英雄たち /バーナード・エブスリン著/三浦朱門訳/教養文庫1314/D259
丸ゴシックの字で、挿絵が入っており、非常に読みやすい本です。
内容も結構充実しておりまして、ギリシア神話を初めて読む方に最適かと思います。


星座を見つける〜はじめての天文シリーズ〜
 出雲晶子(横浜こども科学館)著、御師匠様であります。/渡辺潤一(国立天文台助教授)監修
 スカイウオッチャー編集部編・立風書房
 この本を開いて星空を結んで下さい。いつかどこかで一度はその名を耳にした、あの ”懐かしい”星座たちの姿が、鮮やかに浮かび上がってきます。(帯書より引用許可済)

 今までこれほど詳しく内容の濃い「星座の本」はなかったでしょう。


トロイア戦争物語/B・エヴスリン著/喜多元子訳/教養文庫1115 D228
平家物語や三国志の土ぼこり舞い上がる戦いと同じ感動が味わえます。 アキレウス・オデュッセイアー・ネストル・・・の勇士を御堪能下さい。 ギリシアの神々も二分しての戦いです。 この戦いのためギリシアの神々は没落したとも言われております。 原作はホメロスのイリアスです。


小説十八史略1〜6/中国歴史シリーズ/陳舜臣著/講談社文庫
古代中国と言っても何だか歴史の時間に習ったなぁと漠然とした記憶になってしまった方。 かといって歴史の復習はいやだしと言う方。中国の宋の時代まで小説仕立てで読むことが 出来ます。三国志のように最初は少々辛いですが、知らないうちに引き込まれてゆくと思 います。


●中国小史黄河の水/鳥山喜一著/角川文庫・白七〇
中国の歴史、上記の本でもまだ面倒だとおっしゃる方に、厚さ8mm程度の本です。

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物理
空想自然科学入門・地球から宇宙へ・時間と宇宙について・生命と非生命のあいだ・ わか惑星、そは汝のもの・発見、また発見・たった一兆・次元がいっぱい・未知のX・ 存在しなかった惑星・素粒子のモンスター・真空の海に帆をあげて・見果てぬ時空・ 人間への長い道のり・宇宙の秘密
アシモフの科学エッセイ1〜15/山高昭訳/ハヤカワ文庫/ノンフィクション

アイザック・アシモフ博士の科学エッセイ。兎に角面白いです。映画好きな方なら、 体内にミクロ化した原子力潜水艦で入って行く「ミクロの決死圏」の作者でもあると ご存じかと思います。とにかく博学ですね。

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生物
脳死/立花隆著/中公文庫/た20−2
脳死再論/立花隆著/中公文庫/た20−4
脳死臨調批判/立花隆著/中公文庫/た20−5
社会問題にまで発展している「脳死」の問題。この著作により厚生省の基準に 待ったがかけられたといっても過言ではないでしょう。 「脳死」・・・・・貴方も直面する問題であるかも知れません。


脳の探索 上/フロイド・E・ブルーム他著/久保田競監訳/講談社BLUE BACKS B699
脳の探索 下/フロイド・E・ブルーム他著/久保田競監訳/講談社BLUE BACKS B700

最近の脳の研究のスピードが急加速しています。脳についてある程度の知識があり、 更に奥を知りたい時に良い本であると思います。用語を覚えながら読み進には少々難渋します。


新しい量子生物学/電子から見た生命のしくみ/永田親義著/講談社BLUE BACKS B766
水素原子から電子を取り出す酵素があるのです。そしてその水素原子だけ運ぶ酵素もあるのです。 一体どうなっているのでしょう。興味ある方はご覧下さい。

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音楽
ベートーヴェンの生涯/ロマン・ロラン著/片山敏彦訳/岩波文庫/赤556-2
悲痛な運命に耐えた音楽家の生涯。第5がジャジャジャジャーンと言う浮ついた気持ちは 吹き飛んでしまいます。伝説では稲妻に拳を振り上げ「まだこれからであるのに」と言って 絶命したといいます。その気迫が伝わってきます。

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