Nikon D3

Shin Anamitsu



2009年7月12日

なんだか急に、Nikon D3 が欲しくなりました。(^^;;

FXフォーマットで、高感度にめっぽう強いのが魅力だ。
ASA1600での撮影、体感した事のない領域。
いままでフィルムでは撮れなかった写真が、D3で撮れるかも? である。

私の主被写体でもある、蜻蛉(ヤンマ)の場合でも、ストロボ無しで同調も気にせず連射が可能。
いったいどの様な写真が撮れるのか? なんだか急に気になって来た。

ちょっと前までは、『デジカメは、良く判ってないけど、買うならやっぱり、D3Xでしょ!』って思ってた。
D3Xだと、価格的な壁は大きく、いま所有している機材を大量に手放してまで、D3Xを獲る価値を感じなかったのも事実。

しかし、D3だと、ちょっと違ってくる。

そう、欲しいものが多い私は、単独で大きな買い物は、あまりしない。
何かを買う時は、いま所有している何かを手放し、ある程度の出費で済ます。
自分は、いま所有している何かを手放してまで、その新しい何かが本当に欲しいのか? っていう自問自答を、毎回自分で検討するのが私のやり方。

今回も、カメラで言えば、ハッセル503関連をいっせいに手放す事になるかな。
ハッセル503系は、ほとんど出動していないのが現状。
ハッセル?どうせ持っていくのならSWC でしょ!って、いつもSWCを使っているから。
だから仕方ないかな。

そういった手放しリストの中に、今じゃ価値も下がりに下がった、Nikon F5 50周年記念モデルがあった。
Nikon F6 導入以来、個人的には、二度と実戦では使わないだろう名機。
でも、この50周年記念モデルは、ずっと手元に置いておきたかった機械。

2台あった相棒は、まだ値段があるうちに手放した。
高値で売れないのなら、手放すのも馬鹿らしい。
こいつとの思い出の方が遥かに高価。


だけど・・・

『こいつも、この際、手放そうかな?』なんて、触ってみる。

スウィッチを入れたら、バッテリーが切れ気味。
予備のバッテリーに入れ替え、機器は目覚める。
レンズを付けて試写。

やっぱり、こいつは凄いカメラだ!

シャッターの切れと言い、なんとも表現は難しいのだが、物凄く機動力を秘めたカメラだ。
使った瞬間に、高性能をアピールしてくる。
ニコンのフラッグシップ機には、なんとも言えない凄さがあるんだよなぁ。

いや〜ぁ、本当に、Nikon F5 は凄いカメラだったんだなぁ! 改めて再認識してしまった。

こいつの欠点は、燃費の悪い所。
唯一F4に劣るファインダーは、スクリーンをUに変えたら OK。
だから、このカメラで二度とフィールドには出ないかもしれない
けど、手放せないんだよなぁ。

この50周年記念モデルは、放出リストから外されました。


話は戻るが、ハッセルは、やはりSWC使用率が圧倒的に高く、503系は、もう2年は使ってないと思う。
このシステムが無くなって困るのは、マイクロプラナーが無くなる事。
代わりに、コンタックス645用のAMPを買おうかなぁ?

なかなかデジタルカメラに移行出来ずにいた私。
とうとうデジタルの世界に足を踏み入れるのであろうか?
しかし、あれだけ高価だった、Nikon D2Xs が、今じゃ哀れな価格で取引されてる。

Nikon D3 だって未来は一緒。

だったら投資したら最後、使い倒すしかない。
35ミリ系は、デジタルに完全移行になっちゃうのかな。
だったら、F5とF6が無用の長物に・・・・  

でも手放さないけど・・・・
さて、じゃぁ、いつのタイミングでデジタル導入? 思い立ったら速攻に行動?

本来なら9月のルリボシヤンマ前に、導入&テストを済ませて望むのですが、
今年は、秋に仕事のピークがあり、その準備もあり、そんなに時間は取れそうにない。

ルリボシ本番前に、機材を総入替して、未知数で挑むのにも抵抗あるし、資金繰りのめども立ってないし・・・

どうしよう?

もう少し我慢して、来春?導入がいいかなぁ?

とりあえず、アマゾンに速攻注文した、D3関連のガイド本が届くので、楽しみ。

なんて、独り言でした。