ルリボシヤンマ

Shin Anamitsu




2013年9月13日

高原の秋は、もうそこまで来ています。

この時期、雨が沢山降った年は、珍しい。
ルリボシヤンマの撮影をはじめて、この季節、彼らの生息する高原に通いだして、今年で10年目。
この10年を振り返ってみても、今年は雨に撮影を妨げられた。

確かに、個人的に仕事が忙しい年であること。
次男坊が、中学校野球最終年(3013−2014シーズン)であること。

天気の良い週末も、高原に出かけられなかった事実もあります。
でも、今年も行っとかないと!
何事も、続けることが大切。

週末、お休みをもらい、1日だけ行って来ました。
今年、最初で最後の撮影です。

午前中は、オオルリボシヤンマの撮影ポイントで粘る。
今日は、雌の個体数が非常に少ない。
池に活気が無い・・・・5時間粘ったが、ついに撮影機会には巡り合えなかった。

まぁ、10年も通ったら、こんな年もあるよなぁ。

自分に言い聞かせ、ルリボシヤンマの撮影ポイントへ移動。
ルリボシヤンマの撮影は夕方にチャンスが訪れる。
この場所で夕方まで、読書をしながら時間を潰す。

この夏、借り物ではあるが、読み始めたは良いものの、なかなか読みきれていない、
「 永遠のゼロ : 百田尚樹 」

もう少しで読み切ります。

しかし、ここも活気が無い。
雄の姿が少ないように感じる。
午後4時を手前に、くじけそうになる。

でも、今年最後だから・・・ もう少し・・・・

突然、チャンスがやって来た。
ルリボシヤンマの雄が、私のそばで、縄張り飛行を始めたのである。
無性にシャッターを切った!
後から確認すると、午後4時くらいから、15分間だけのチャンスであった。

やっぱり、ルリボシヤンマは、諦めてはいけない。
いつも、薄暗くなった時に、無性にシャッターを切ってたじゃないか!
来年も、この事は忘れずに。(^^)




作品は、昨年と変わらない感じ。
撮影枚数は、さすがに少ない。
でも、こうやって、ルリボシヤンマと撮影を楽しめたのが大切。
この瞬間!この興奮!
これを体験せずに、2013年が終わらなくて良かった。(^^)