信楽まちなか芸術祭

Shin Anamitsu




Nikon D3 / AF-S Zoom Nikkor 14-24mm F2.8G ED

2010年11月7日

個人的に、仕事が忙しい時期ですが、日曜日が偶然休めたので、久々のドライブ!
最近は、スクーターブームで、あまり遠出はしてませんでしたからねぇ。
行き先は、信楽の小川顕三陶房さん。
今日の目当ては、焼酎カップと、もみじの紅葉。

昨年、11月末にお邪魔した時、もみじの落葉が足元一面に広がり、異様に綺麗だったので、きっと紅葉も綺麗なんだろうなぁ!と言った思いを胸に、一年間待ってた訳です。
結果から申し上げますと、紅葉は少し早過ぎました。
来週、再来週が見ごろかと・・・

行く前から、少し早いって判ってました。
でも、仕事が忙しい時期、ちょっと気を抜くと、紅葉を見ずに冬を迎える様な、味気ない年になってしまいます。
だから、チャンスがある時は、必ず動かなきゃネ。





工房 兼 宿舎 兼 商品の展示場
少し赤色がありました。
ここ数日で、急激に赤変したそうです。
今日は、フランス人の夫婦が宿泊され、工房で轆轤を回されてましたよ。



 

今日のお買い物。
お皿1枚・焼酎カップ2個・おまけは、ぐい飲みを頂きました。

家内が、自分のお気に入りの焼酎カップを落として壊してしまったので、同じ形のカップを買いました。
実はこのカップを求めてこのお店に来て、3回目にしてやっと同型のカップを買う事が出来ました。
実はここで販売されている器は、お客さんの注文で器を焼く時に余分に作ったものを販売しているのです。
なので、価格は安いのですが、数が不揃いなのです。

本当は前回訪れた時に、予約しておけば良かったのですが。
こうやってちょこまか揃えるのも、楽しいものです。

で、私が帰ると、「あなたは、お気楽で良いわね。」って  ウ〜ム複雑です。
まぁ、これには・色々・深〜い訳があるのですが、面倒なので・・・・ハイ。







家内が壊した、彼女のお気に入り。
今は、私の机の上で、ペンたてとして、第二の余生を送っています。





小川顕三陶房さんに、車を置かせてもらい、秋を探しに少し付近を散策をしました。
何やら、「信楽まちなか芸術祭」という催しを、10月1日〜11月23日の期間で開催されているらしく、いたる所に会場が設置されていました。
時間が無かったので、小川顕三陶房さん周辺の登り窯2箇所しか立ち寄れませんでしたが、来週休めて天気が良ければ、再び信楽に向かい、じっくりと散策したい気がします。





いつもは、立ち入り禁止表示がされ中に入れない、小川顕三陶房さんの隣の登り窯。
今回は一般公開されていました。
この登り窯で、非常に大きな火鉢を焼いていたそうです。
戦前の火鉢を展示されていましたが、非常に立派な火鉢でした。
保存状態も良く、貴重な存在って事は、素人の私でも感じ取れました。
そしてこの登り窯は、昭和37年に使われなくなったそうです。

使っていた頃の登り窯は、トタンの屋根で、雨天か守られていました。
トタン屋根は、数年に一度、コールタール塗装という整備が必要です。
使っていない登り窯に、定期的なコールタール塗装をするのはコスト的に苦しいので、塗装を止めたら、数年でトタンは風化して、今では骨組みだけになってしまったそうです。
トタン屋根が無くなった代わりに、登り窯に腐食防止の処置をされているそうです。





常滑に似た風景、みっけ。



小さなお地蔵さん、みっけ。



こちらは手入れをされていない登り窯。
朽ち加減が、いい感じです。

繰り返しますが、今回は器の購入が主目的で、時間的余裕がありませんでした。
当然、「信楽まちなか芸術祭」の存在も知りませんでした。
時間的関係で、十分に散策できなかったのが、心残りです。
期間は、11月23日まで、出来れば再びこの地を訪れ、もう少しゆっくり散策したいのが、本音です。