扉温泉

Shin Anamitsu




人事部長さんから、「蓼科ツーリング」に誘われた為、久々に参加させてもらいました。
梅雨明けの晴天、もう夏本番です。


相変わらず、部長のエキシージは、色といい、ラインの入り方(センス)といい、最高にかっこ良い。
後ろを走る事が多いのですが、いつも惚れ惚れする車です。

ツーリングでは、中央高速恵那峡パーキング・駒ケ岳パーキング、ビーナスライン霧の駅で、それぞれ仲間が集結し、
諏訪市米沢のレストランで昼食、ワインディングを走りながら、蓼科湖・女神湖を通過して、最終目的地の信州北白樺高原長門牧場へ。
帰りは142号を通って、和田峠を経由し岡谷インターへ抜けるルート。

私は和田峠から編隊を離れ、独自のルート ビーナスラインを扉峠に向かい、扉温泉を目指す。




私にとって、なつかしの扉温泉 この地を訪れたのは2003年以来だ。
お目当ては、この参道で蝶の撮影をする事。

2003年、この地で、ルリタテハやミヤマカラスアゲハ、そして湧き水に群がる大量のキチョウ等を撮影できた思い出の場所。
蜻蛉の飛翔写真に挑戦する前は、美ヶ原に、クジャクチョウとエルタテハを撮影しに行った帰り、この扉温泉に浸かって汗を流すのがお決まりでした。
当時とは少し様変わりをして、キチョウの大群には出くわせなかったですが、タテハ系の蝶は健在でした。

見つけた蝶は、カラスアゲハ・アカタテハ・クジャクチョウ・コムラサキ・ルリタテハ。

そして今回、私と遊んでくれたのが、私の大好きなクジャクチョウとルリタテハ。

この種の蝶は、縄張りを持つ事が多く、特に縄張りを張っている行動を見せている時は、一度飛び去っても、直ぐに元に戻ってくる傾向が強い気がします。

実際、クジャクチョウは、飛び立っても、私の頭に止まったり、体に止まったり、すぐ傍で着地。
太陽の光に向かって羽を広げ、まるで日光浴をしている様。

ルリタテハも、今日はガードレールの上が定位置、時には私の車のボンネットで休息。
最初は近づくと飛び去っていたが、何度も挑戦していると、だんだん慣れてきたのか、最終的には、私が指で触れるほどまで接近を許してくれました。

扉温泉の奥には閉鎖された旧道が存在し、そのレトロな山道でひとり、蝶達と戯れる事が出来ました。
「古い山道と、私の愛車」 って、個人的にはいい感じの写真が撮れたのですが、今回は未公開にします。
扉温泉から松本市に下り、158号線を乗鞍方面に登り、奈川温泉から薮原に抜けるスペシャルルートを走行、薮原からは19号を中津川まで南下し、中央高速・東海環状で帰宅。

総合計650キロのドライブでした。