神前式

〜リハーサル〜

白無垢を着てすっかり花嫁姿になった私。
式の前には親族控え室に行って、親戚や家族の中でちょっとゆっくりできると
思っていたのにリハーサルで忙しかった。(;;)

神前式の内容と手順を会場の人からよーーく聞いて、そして玉串奉奠の練習。
司会者の方が順番を言ってくれるのでその点はほっとしたものの、玉串奉奠は
持ち方を覚えなければいけなかったのでさあ大変!

でも私はそれなりに(!?)本で読んでいたのでよかったものの、あれほど読んで
おいてねと言ったのに読んでいなかった旦那様。
うーーん、勉強はできるのになんで玉串奉奠の手順を覚えられんのかなあ。(^_^;

まあ、堂々としてればいいのよ!と二人とも開き直り本番へ。


〜入場、修祓の儀、奉献の儀、祝詞奏上、三献の儀〜

まずは両家の家族・親族が入場、そしてみんなが着席したところで巫女さんの
先導で新郎新婦の入場です。

一同が着席したら斎主、祭員が入場、典儀のあいさつが行われます。

そして修祓の儀、奉献の儀、祝詞奏上が行われ、三献の儀です。
三献の儀はいわゆる三三九度の杯のことで新郎新婦は巫女さんからお神酒を
注いでもらい交互に飲みます。
大中小の杯があり、一杯を三口で飲みます。
1〜2杯は口だけつけ3杯目で飲み干すのです。ただアルコールの弱い人なんかは
口をつけるだけの形式的に口をつけてまねをするだけでOKです。

お酒大好きの私達。
しかし、着物が重く腕をあげるのも大変。
私は飲むまねだけでした。
旦那様はちゃんと飲んでたよ。


〜誓詞奏上〜

そして誓詞奏上。
もちろんにぎたつ会館の誓詞をそのまま使わせて頂きました。

旦那様;「誓いのことば。 今日のよき日に大神等の大前に私たちは夫婦の契りを
結びました。この時に当り、私たちは変らぬ信頼と愛情をもってたがいに助けあい、
明るく淨らかな家庭を営むために苦楽を共にすることを誓います。
平成11年5月16日、夫、○○浩樹」
私;「妻、美香」

読み終えたら誓詞を玉串案に供えます。


〜指輪交換〜

これが手までお化粧しているので入りにくいんですよね。
あとで見えないところで一生懸命はめました。
でもビデオに一生懸命はめているところが映ってなくてよかった。(^_^;


〜玉串奉奠、親族杯の儀、親族紹介、写真撮影〜

そしていよいよ玉串奉奠。
本当に合っていたかどうかはわからなかったけど堂々としていたから
大丈夫だったでしょう。(ほんとかな?)
この後、親族杯の儀を終え式は終了です。
そのまま親族紹介をして写真撮影。


〜傑作T〜

それにしても当日は緊張していたのでわからなかったのですが、後でビデオを
見ていると結構、厳かの中でも笑ってしまう場面はあるものですね。

私の父なんていつの間にか手袋を胸のポケットに入れていて親族紹介の時に
ばっちり映っていて大笑いしてしまいました。

私はと言うと、式の最中にああ、結婚したんだなあと思ったら何だか涙が
じわ〜っと込み上げてきて泣いてはいけない!と我慢してたら鼻水がこぼれそうで
[大変でした。
でも大したミスがビデオに撮られてなくてほっとしました。(^_^;


〜傑作U〜

でも当日の旦那様の髪型といったら・・・。
まとめにくい髪質みたいで本人は一苦労しています。

当日は床屋さんにセットしてもらおうとも思ったみたいなのですが、
会館の美容室でやってくれるのではと思ってしまった旦那様。
結局いつも通り。

その上、朝から緊張していたのかヘアムースを間違え、頭に髭剃り用の
クリームを塗ってしまったとか・・・。
当日はいつも以上の髪型でした。


〜傑作V〜

そしてそれだけでは終わらなかったのです!
私達、二人とも目が悪く普段は眼鏡派。
でも特別な日にはコンタクトも使用しています。

私はこの日のために、日頃慣れないコンタクトを1ヶ月前から着用。
おかげで当日は大丈夫でした。

でも旦那様はどうしても違和感に耐え切れないようでコンタクトを諦め
当日も眼鏡に。
それでも写真撮影の時だけは眼鏡が光ったり写真写りが悪くなるために
はずしてました。

そして親族写真の時、なんと隣にいる私の白無垢の袖の上に眼鏡が・・・。
まるで私の眼鏡かのようにばっちり映ってました。(;;)
ああ、恥ずかしい!

でも何よりも親族写真の旦那様の髪型には勝てないな・・・。
まるで漫画のキャラクターに出てくる髪型のようです。
でも一生の思い出になりました。ね、旦那様!(^_^;