チベット旅行記
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昆明 - 日本
14日目 5/10(Wed)

翠湖公園

穏やかな朝
翠湖公園 通行中の中国人に入口を聞く。 こういう質問をするのも慣れてきて、手帳に「入口公園」 と書いて指差しながら、英語で質問。 笑って指差してくれた。 (この公園には3つの出入口があるらしく、 どちらに向かって歩いてもよかったようだけど、、、)

入口では入場料が表示されているが、 中国人の人たちは素通りで入っていく、 どうやら地元の人は月単位でお金を払っているようだ。 どちらにしても安い値段なので、払って入場。

太極拳の優雅な動き
043.jpg なかなか雰囲気のある公園で、 あっちこっちで太極拳の講習みたいなものをやっている。 中高年層ばかりだけど、みんなすごく楽しそう。

確かにこんな感じで毎朝体を動かしてたら健康によさそうだなぁ。 隣のコーナー(という感じで何組かの団体がある)では剣を使った太極拳をやっていた。かなりかっこよくて「ちょっとやらせてください」という視線を送ってみたのだが届かなかった。。。

剣を使った太極拳(結構かっこいい)
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円通寺

円通寺

地図を見ながらホテルから歩いて円通寺へ。入場券窓口には中国語しか書いていないので、適当に指差して買おうとすると、何やら安い券を売ってくれようとしてる。よくよく見ると私たちが買おうとしたのは記念入場券だったらしくって、ちゃんと普通の券を教えてくれたのだった。

チベットには見られないような豪華な装飾。日本でも見られるような体に煙をすりつける人々。
着実にチベットから日本に帰りつつあるのだなぁ、と実感がこみあげてくる。
チベットには見られない豪華な門
円通寺
健康を願う気持ちはどの国も同じ
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中国と言えばやっぱり(とても幅広い自転車専用道)
中国の自転車お土産でも探そうとデパートへ。
中国の自転車は噂以上で、車道の両脇に数mの幅の自転車専用道がある。 信号が変わった瞬間に大量の自転車が動き出す姿はなかなかすごいものがある。

帰国

ホテルでタクシーを呼んでもらって乗り込むと、 運転手が何やら中国語で質問をしている。 当然行き先を聞いているようだが、普通の中国らしく「Airport」も通じない。
「タクシー呼んでくれても行き先伝えてくれなきゃ困っちゃうじゃん」 という感じで、なんとかホテルの従業員に通訳してもらった。

昆明空港は国際線が少なく、昼間の時間帯はほとんどないので、 国際線ゲート自体が閉まっている。 一応不安なので係員に聞くと、例によって英語が話せず、 一方的に「出て行け!」という仕草だけをする。
「英語が話せる人間はどこにいるんだ?」と聞いてもただただ中国語で何かを叫んで 「出て行け!」という仕草だけ。
本当にこの国には英語が話せる人がほとんどいない、というかちょっとの英語も全く理解しない人がすごく多いようだ。これは日本よりも上をいっている気がする。やはり外国人と触れ合う機会(英語を使う機会)の多さが英語の能力と密接なのだろう。

そのやりとりを見ていた謎のオーストラリア人が陽気に「あの係員はしょうがない奴だろう」などと話し掛けてくる。「確かにこの国のああいうところは問題だ」などと、適当な会話で出発までの退屈な時間をつぶした。
しばらくしてランチを食べようとカフェテリアに行くと、偶然だか何だか後に例のオーストラリア人がいて、「俺は全部中国元をドルに変えちゃったから、君が私のビール代を出してくれ」とか言っている。まぁいいけど、そんな調子だと怒る人もいるんじゃないの?

関西空港に戻ると、「日本なら何かトラブルがあっても大丈夫」という気持ちはやはりある。自分の国ならば安心、というのはこんな気持ちなのだろう。
などと油断していたら、保土ヶ谷バイパスが深夜にも関わらず工事で大渋滞。 まぁ飛行機に乗れなかったりするわけじゃないだから我慢しよう。。。
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