
プーンヒルからは向かって左側から以下の山々が見える。

日、昇る

ダウラギリ方面の山々

ダウラギリ

ホットシャワーを30Rsで浴びた。水は太陽熱で暖めているらしく、午後に
浴びることができた。水ではないという程度で、かなりぬるかった。
シャワー室の扉からはすきま風が吹き込んだ。
テントに戻った後は極度の寒気におそわれ慌ててフリースを来てシュラフに潜ったが
数時間高熱にうなされた。
20時頃からヒョウが降り始める。5月によく降る物らしい。
ヒョウがトタン屋根に当たる音をガイドはポップコーンを作るときの
音だと言って楽しんでいた。
夕立は毎日すさまじいが必ずしばらくするとやむ。雷が
だんだん移動していくのが音で分かる。遠くではまだ雷が
鳴り続け、雨が降っていても山がきれいに見えたりする。
ポーター達が夕食後に小屋に入ってきた。いろいろと話をしたが、
彼らは非常に照れ屋であった。
その中でも特に彼らの奥さんの話をすると笑い続けてしまい、
満足に名前さえも答えてくれない。よく分からないがこちらも
つられて笑ってしまった。
行列の先頭のろば
トレッキング・メンバー達へのチップはガイドにまとめて渡すことも
考えたが、結局それぞれに渡すことにした。金額を決めて、
必要なお札を計算した。金額はガイド800Rs、コック800Rs、
キッチンボーイ450Rs、ヘルピングポーター400Rs、
ポーター350Rs×3人とした。ポーターにはチップを払わない物だ
ということは後で知ったことだが、彼らの日給が本当に100Rs/day
だとすると払って間違いではなかったと思う。
不当に高い料金は
まじめに働く意欲を失わせる、とガイドブックには書いてあったが
私たちのお金の使い方を見せておいていまさらという気がする。
自然にこちらの気持ちを表現すればよいのでは。