金造「先生いるかい。」

先生「なんだな。また何かトラブルかい。」

金造「え、よくわかったね。」

先生「他の用で訪ねてきたことないでしょ。」

金造「ちげえねえ。ところで最近うちのこのパソコンの具合が良くねえ。風邪でも引いたんじゃねえかな。」

先生「馬鹿言っちゃいけない。」

金造「だって、熱が出て、すぐ青くなって、うんうんうなってる。で、一晩休ませると元気になるんだ。」

先生「確かに風邪に似ているな。その前に異常はなかったかい。」

金造「そう言やあ、隠居に見てもらった。OSの再インストールてえのをしたな。あの爺、人のパソコン壊して新しいの売りつけようってんじゃあんめえな。」

先生「それは無いと思うが、ちょっと見てみましょう。」

先生「スキャンディスクをしてみましょう。」

金造「なんでえ、その好きやん伝助ってのは。」

先生「ディスクの異常を修理してれる道具です。異常がでましたぞ。たまに確認しなくてはいけません。ついでにデフラグもしましょう。」

金造「デブ楽ですか?じゃあ、やせは大変?」

先生「デフラグです。ディスクの効率が悪くなると異常も出やすくなる。OSの再インストールもしましょう。それにしてもディスクに空がありませんな。」

金造「データがただ一つの財産だ。せっかく集めたんだ、もったいねえやな。で、どうなんでえ。」

先生「ディスクに余裕が無いというのはよくありませんね。おや、出ましたね。メモリのアクセス異常ですね。」

金造「そうそう、そいつだ。」

先生「おやおや、余分なドライバを入ってますね。購入時の設定では入ってませんな。最初のOSの再インストール時に余分なドライバを入れてしまったようですな。」

金造「やっぱ、隠居が壊したんだ。」

先生「まあ、そう言うでない。これでしばらくは大丈夫じゃろ。」

金造「しばらくって、不安だなあ。」

先生「本来は異常のあったディスクは一旦フォーマットするほうがいいんだ。でないと、異常が増えていくからな。」

金造「大丈夫だよ。そん時はまた頼まあ。ありがとよ。」

金造「先生、またパソコンが風邪ひいた。」

先生「またパソコンが青くなるのかい。こりゃ、ディスクをフォーマットしなきゃだめだな。」

金造「データが消えていく・・・ああ、目の前が真っ暗だ。」

先生「いい病院を紹介しようか。」

金造「パソコンにも病院があるんですか?」

先生「いや、お前さんの顔の方が青い。」