21世紀年表(仮想国)(前編)

 

年代

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参院選後、消費税6%に。
自転車税、ペット税、コンビニ紙袋税等、しょうもない新たな地方税の新設ラッシュ始まる。
公共という名を借りた公務員族の横暴に市民の反感強まる。
E・INK(エレクトリック・インク)本格的な普及へ。
出版業の形態変化進む。
戦後初の女性宰相誕生。
総人口1億2千7百77万2145人。過去最高
翌年度より減少へ。
警察官の高齢化進む。本格的な人材不足に。
新聞の電子配信、本格的な普及へ。総発行部数の5割が電子配信となる。
これにより、各新聞専売所は、折込み広告等も電子化へ。


IDカードにより公共図書館の有料化進む。

書籍、週刊誌、出版物の電子化進む。流通量の6割が電子化へ。

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×××県に無用の大規模ダム落成。水源の使用目的の見積もりが甘く、5年後、取り壊しに。
用地を買収され、結局住処を追われただけの農民怒る。

××市に農業用航空路完成。これも3年後取り壊しに。
全国に赤字で管理運用ができない公共施設が1000箇所以上あることが判明。社会問題に。
国、地方の累積債務800兆円を越す。
これ以上、公務員に仕事をさせるな!国が壊れる!」と、国立××大学教授、××××朗氏(55)が、「全公務員廃止論」を提唱、マスコミで話題になり、全国で運動が盛り上がりかけたが、突如、大学を追放され、その後自殺(他殺説あり)。

教育基本法抜本改革。高等学校の私立教育化9割を越す。
消費税10%に。
人口減少と、国内移動減少のため、高速道路使用料金の無料化、全然進まず。

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画期的男性用避妊薬、薬事委員会で認可。
これは体内に埋め込みを必要とせず、服用薬のみで、服用後4時間から1週間もの間、効果が持続するという優れもの。しかも副作用なし。服用停止後、一ヶ月で精子数は元の状態に戻る。強壮持続効果もあり、発売後爆発的に売れる。(商品名バイアスロン)発売元×××製薬会社、株価1週間で100倍を越す。
高等学校で性病検査一般化
5年前に発売の男性用避妊薬に重大な副作用が現れることが発覚。長期間服用を続けると、勃起効果は持続するのだが、陰茎が徐々に短くなっていくことが判明。快感と見かけの大きさとどちらを選択するか、男性たちはおおいに悩む。
×××製薬会社社長××××男氏(52)、「陰茎が縮小する」という副作用があることに反論。5年前に撮ったという自分の陰茎の写真と現在の陰茎を公表し、「縮んでません。むしろ伸びています」と抗議。ケーブルテレビに生出演し、自慢のいちもつを披露。その雄大さに「さすが社長」と出演者全員息をのむ。
しかし、大学病院で保存されている10万人の陰茎データを分析した結果、明らかに縮小しているもの58%(うち22%は挿入に耐えられないほど縮小)、薬事委員会はこれ以上の服用は男性器の外観を損ねると判断、認可取り消し、回収へ。
今世紀最大の薬害となる。形成外科で男性器膨張手術保険適用へ。
前薬事委員会分科班班長、××××雄氏(58)、責任をとり自殺(一説には自分のペニスの小ささを悩んで自殺したとの噂あり)。

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電話市内通信料、3分1円。携帯電話通信料3分2円に。

中高年の生甲斐喪失による自殺防止のため、「中高年海外協力隊」設置。(隊員資格40歳以上)
主にアフリカ南部への開発派遣。毎年、2万人以上の応募あり。これに伴い、×××に「アフリカ大学」設置。年1万人をアフリカ諸国の各政府から受け入れ、高校、大学教育の後、派遣隊員とともに祖国での開発事業に。
当初、×××県民からは、治安が乱れるという強い危惧があったが、国際社会での評価は上昇し、地域経済の活性化に貢献する。


(国外)人口の流動化進む。オーストラリア、難民の受け入れ毎年1万人以上。

(国外)オリンピック、アフリカのコンゴで開催。

燃料電池自動車本格的普及進む。

政府、×××、××、××の3箇所に政府公認のヌーディスト村設置
ボランティアの監視員を公募したところ、募集人員の1024倍の応募あり。

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人体に感染する新世代コンピューターウイルス発生。一定期間インターネットをしているとCPUの周波数と同調し、サブリミナル効果で人格を破壊し死に到る。生物攻撃破壊型ウイルスsubaruyamato」と命名された。インターネットを流しっぱなしにしていたペットショップの犬が大量に狂犬化し痙攣死してことからウイルスが発覚。政府は商取引以外のインターネット使用禁止命令、非常事態宣言を発令し、大パニックに。この年の経済成長率マイナス10%。発生源は、人間ではなく政府所有の自立生成型ネオスパコンであることが判明し驚かされる。解体廃棄処分に。発覚後、世界中で感染者が続出しその数は1億人を突破。治癒させるために心療内科プログラムnortheasttakeru」を配信し、事件は収束に向かう。後暗示か、ウイルス後遺症か、ネオスパコン開発技術者24名連鎖自殺。政府は世界で起こる補償問題を総てスパコンの開発技術者の責任とし回避する。
(国内外)前年、インターネットができず暇だったためか、全世界的に出生率が異常増。
クリーンライフ、エコライフ思考強まる。
全国124箇所に、緊急車両、輸送車以外の乗り入れ禁止、商用車以外の自動車所有禁止のエコ・コミューン(人口10万人規模)建設。
スポーツ器具開発メーカー(株)××××××××、画期的な自家発電装置開発。これはフィットネスジムに置いてあるトレーニングマシーンを発電装置に連結したもので、運動量がそのまま発電量として蓄電池に蓄えられる優れもの。軽量コンパクトで大人ひとり1日1時間の運動量で1ヶ月約300kwhの発電能力あり。健康ブームとあいまって今年度の爆発的ヒット商品に。
(国外)サウジアラビア、突如「石油枯渇宣言」。中東諸国、脱石油経済圏を構築。
第4次オイルショック。
成人男子の「精子数」50年前の10分の1に。
総人口9千8百43万2145人。1億人を割り込む。21世紀以降の出生者が20世紀以前の出生者数を上回る。混血比率12%を越す。

 

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