1/24 PORSCHE 936 ( '77 Le Mans)
(TAMIYA)


1976年Gr6によるスポーツカー選手権を制したPorscheは、翌77年の
同選手権ではLe Mans 24Hにのみエントリー。ツインターボ化された
エンジンとロングテール化等により空気抵抗を軽減したボディを持つ
2台の936-77と1台の935-77がワークスとして参加した。

レースは先頭を走っていたRenault A442 Turboが17時間目でリタイア。
カーナンバー4の936が先頭に立つ。(ドライバーはJ.Barth/H.Haywoodと
リタイアしたカーナンバー3の936から移ってきたJ.Ickx)
ところが、残り45分というところで、ピストンを傷めてピットストップ。
もはやこれまでかと思われたが、痛めた一気筒を完全にふさぎ、レース
終了10分前に再スタート、ゆっくりとコースを一周してPorscheに2年連続
4度目のルマン優勝をもたらした。
(2位は11周遅れのRenault Mirage GR8)


このキットもモーターライズで走らせて遊べるのですが、走らせて遊ぶなら
同じタミヤの935の方が速いし、改造しやすかったです。
画像のモデルは多少手を入れてあります。ピアノ線、真ちゅう線による
アンテナ、キルSW、リアカウル固定ピンやFフェンダーとエアインダクション
ポッドの抜き加工、フェンダーミラーミラー面の一段掘り下げ等です。
それだけやりながら、ヘッドライトがレンズカットも無いソリッドな純正
パーツのままなのは自分でもなんなんだろうと思ってます。