11年度の「ウ」を参考にした攻略法その1


私が極秘に入手した「ウ」攻略メモです。(^_^;)
平成11年度課題(ウ)の問題

1 今後普及事業の対象者及び課題の重点化が一層進展するものと思われます。@
このような状況のもとで普及活動は地域農業にどのように関わるべきか、あなたの考えを述べなさい。A

「答案はすべて文章にする必要はなく、箇条書き等で整理されたわかりやすい記述で書く。1文章が長くならないように、改行はできるだけ多くする。」

1 まず、設問をしっかり読み、出題者の意図をしっかりと把握

<問題1の@>

 普及研究会などの議論を踏まえ、今後の普及活動を国がどう変えようとしているのかを把握しているかどうかを記述する。
 「この部分の回答には、自分の活動実績等は不要、<対象及び課題の重点化>とはどんなことかを理解しているかどうかを記入する必要がある。」
 「国の言葉を直接書ければベストだが、概ねその主旨が理解できているかどうかを問うている。」

  (対象及び課題の重点化) 運営指針の基本的な課題

 この2つのキーワードを使い、○○県の状況などを踏まえた説明を行う。

<問題1のA>

 「今後、@の重点化の内容と○○県の実状や課題を踏まえ、本県での普及活動はどうしていくべきか(どう対象や課題に関わるべきか)具体的な例を挙げて記入すればベスト」
 この際、簡単に現地の具体的な事例や自分の体験をまじえて書いてもよい。(ただし、県の実状や重点とする課題の説明は体験談よりも先に書くべき。)
 解答の最後に、どう関わるべきかのまとめをきっちり書く。箇条書きで再整理も可。

2 あなたの地域(都道府県または活動地域)における農業・農村生活について、重要と思われる課題を一つ取り上げ、B
それを解決するために普及活動をどのように進めるか具体的に述べなさい。C

<問題2のB>

 課題の元となる地域、対象名、県全体などを記述して、「重要と思われる課題」がなぜ重要なのか、他の課題と比較して重要性の違いをきっちりと説明する。
 その課題に対する農家、地域の現状をはっきりと記述する。
 県や国が最重要と言っているとか、普及計画に最重要と書かれてあるなどの説明はダメ。どうして最重要として活動をしていかなければいけないのかをはっきりと自分の言葉で記述する必要がある。この課題は自分の専門から記述して可。

<問題2のC>

 (重要な課題)→(未解決な課題)→という流れから

 などを勘案して記入するとよい。

 答案全体を通じて、

 試験答案は、「受験者の経験や普及活動実績を問うているのではなく、今後、どう関わっていくかやどう進めていくかを問うている」、この答えが整理されて解答する必要がある。
回答者の「経験や実例」はあくまでも、解答に対する具体的な事例として記入する。不必要に経験や実績を記入する必要はなく、解答の流れの中で自然に記入できるようにする


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