(1998/7/17 記述)

最近の雑記ネタより

1 現存するBー36の所在地

現在、現存しているBー36爆撃機は4機だといわれています。そしてその所在地はつぎのようになっていました。

Fort Worthの1機だけがその所在を小生はつかんでいませんでした。今回、Goleta Air and Space MuseumのBー36のページからのリンクで下記のホームページをしりました。そこにはFort WorthにあるBー36について紹介されていました。

FORT WORTH AVIATION HISTORYのホームページによると、Carswell Air Force Baseに分解されて保管されているようです。

基地の公開日の写真です。(B-36 PEACEMAKER)

将来的にはThe Fort Worth Aviation Heritage AssociationによるAviation Heritage Museumで保存展示される計画です。

 Bー36のQ/T映像

Lockheed Martin CorporationのBー36のホームページからのBー36のQ/T映像です。

(The B-36 Peacemaker, The Big Bomber)

3 最近のテレビ番組から

 最近、わが家のテレビでもディスカバリーチャンネル(http://www.discovery.com/)を観ることができるようになりました。98年6月21日(日)の22時から「サイエンスフロンティアー見えない戦争2」という番組を放送していました。、この番組はレーダー技術の開発とその軍事面、国際政治への影響を歴史的に追った作品なのですが、この回は、第2次大戦後の冷戦の始まりのころの話で、初期の戦略空軍の活動等が紹介されていました。

そこにBー36の映像がでていました。Bー36が爆弾倉を開いて爆弾を投下している映像、しかも前後の爆弾倉から爆弾がばらばらと落下している大変珍しい映像でした。また戦略空軍の指令官だったルメイ将軍が実施した、有名なオハイオ州デイトンでおこなわれた模凝爆撃訓練のエピソード等が紹介されていました。

その他、ディスカバリーチャンネルでは7月4日に「世界の航空機(空中のスパイ)」でU-2型偵察機の開発とその運用を、7月12日の「サイエンスフロンテイア(秘密衛星)」では偵察衛星コロナの開発と運用を紹介していました。それぞれ大変珍しい映像を視ることができました。

4 気になるこれからの催物、番組

コロナ衛星のような人工衛星による空中査察の始まる前の、ソビエトにたいしての空中査察のシンポジウムがThe New SAC Museumで9月12日にひらかれます。

Cold War Symposium

September 12, 1998

COLD WAR IN FLAMES: The Untold Story of

SAC's Airborne Reconnaissance Program

Unbeknownst to most Americans, intensive airborne reconnaissance of the Soviet Union and China was used to keep US National Command Authorities informed during the Cold War. In pre-satellite days this surveillance was a primary means of providing intelligence which could be used to gauge the enemy build-up.

Several of these aircraft were shot down at substantial cost of life, but with little fanfare,until the Francis Gary Powers U-2 shootdown over Russia and the RB-47 shootdown in th Barents Sea in 1960.

CNNインターナショナルによる「CNN COLDWAR 」、9月27日から始まる24回シリーズは大変興味ある番組ですが、日本ではみることができるでしょうか?

以上、雑記ネタでした。

(2000/9/3 update)

つづく