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滝ノ入のタブの木


滝ノ入のタブの木 飯能市上直竹下分301 富士浅間神社

 樹高約20m、目通り5.5m、根回り7m、枝張り東西27m、南北25m
 推定樹齢700年
 タブの木はクスノキ科の常緑高木で、別名イヌグスとよばれ、温暖地によく自生している。
 この木は標準を大きく上回っている上に、分布の北限を示している。
 昭和34年の伊勢湾台風、41年の第26号台風で本幹、大枝が多数折れてしまい、枝張り20アールの
往事の勢いは今しばらく見るべくもない、と碑文にある。

 ある日、南から来た旅人がここにタブの木の種(苗木かもしれない)を植えていった。そして、この木はそれからずっと、うららかな春の日も、嵐の日も、冷たい雨の降る日もここにいて、酷暑、厳冬にも耐えてこの姿になった。「見てみなさい、私の姿を。私はここに七百年もいる。君らがどんなに永く生きても、私には到底及ばない。私はこれからまだこれまでの倍でも3倍でもここで生きていくのだ。これからもここでずっと・・・」 タブの木はそよ風で葉を揺らして、こう語りかけているようだった。




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