授業中、例えば練習問題を解いているときなど、
「ねえねえ、これってどうなるの」
などと、近くの席のクラスメイトに質問している学生がいるのは珍しくない。
こちらとしても、課題について相談するのは、制限するつもりはない。きゃあきゃあと楽しげな私語とは、当然、一線を画している(^_^;)
その日、ある学生が、課題に取り組みながら、
「あのさあ」
と、鉛筆で前の席の学生の背中をつついた。
「何だよ?」
と、その学生は振り向いた。
「この問題なんだけど、どうやってやるのさ?」
と話しかけた彼に、そのクラスメイトは、
「ええ〜、何だよ〜、何で俺に聞くんだよ。先生に聞いたらいいじゃないか(^_^)」
という返事をした。すると、質問した彼は、
「だって〜、お前の方が近いんだもん」
と答えたのであった(爆)
そのやり取りを聞いて、
「どれ、どの問題?」
と、彼の机に接近して行ってしまった私って、なんて親切なんだろう、と我ながら思ったのであった。