ある晴れた初夏の昼下がりのことだった。
私は、例によって、カセットデッキと辞書と出席簿を抱えて、教室にたどりつき、教卓にかばんをおろした時だった。
「先生!」
リーダー格の学生が、張り切った声を出した。
「今日は、天気もいいし、サッカーをやろうと、みんなで決めたところなんです!ね、そうしましょう!!」
「サ、サッカー!?(@_@)」
学生たちに押し切られ、その日の授業は突如、サッカーとなってしまった(爆)
場所もちゃんと決まっていて、手際良く事務室でボールを借りている。う〜む、段取りの良いこと(笑)
「それじゃ、チームを決めよう。みな、二人組になってじゃんけんして・・」
要領よく2チームに分かれ、適当な位置にかばんを積んで、ゴールポストを作っていく。
ふむふむ、これだけの行動力があれば、ドイツ語なんてできなくても困らないよね(おいおい・・)などとぼんやり思っていたところに、
「人数足りないから、先生も入って下さいね(^^)」
「え゛っ、私も!!??(^◇^;)」
参加するはめになってしまった!(爆)
というわけで、試合開始。
とても通常の授業中では見られないような(笑)集中力で、みな熱心にプレイしたのであった(笑)
にわか選手(?)の私、やり付けてないもので、体が動かないのですよね〜(^^ゞ
「せんせ〜、手使っちゃダメ!(爆)」
ひえ〜っ、ごめんなさい(;^^)
「いや、せんせ〜は、なにやってもいいよ(^^)」
はい、どーも(^^ゞ
二、三度、蹴らせてもらったりもした(爆)
「はいっ、センセ、前へ!」
はいっ、こうですかっ!
(「みそっかす」の扱いも心得ているらしい(笑))
サッカーのW杯予選リーグ、対クロアチア戦の前日のことであった。まあ、時事問題ということで・・(^^ゞ
(なんのこっちゃ(;^^))