ラオスの歴史


18世紀%19世紀、現ラオスには ルアンプラバーン王国、ビエンチャン王国、そしてチャムパーシェック王国 の三つの王国がありました。この三国をランサーン三王国とよびます。1700年代の初めから、強国シャム(タイ)はこの三国の宗主国でした。1893年にフランスはフランス人殺害事件を口実にタイに圧力をかけ、ランサーン三王国をフランス領インドシナに併合しました。この結果、現在のベトナム・カンボジア・ラオスの地域が帝国主義フランスの支配地域(フランス領インドシナ=仏印)となりました。

現在の国が存在するのには、それなりの歴史的理由があります。国家が分かれている最大の理由はそこに住む民族の違いです。
ラオスとタイは同系の民族です。一方、ビルマはチベット系、カンボジアのクメール人はオーストロアジア系の民族です。
ビルマとタイも数百年むかしから戦っていました。カンボジアのクメール人もタイ民族との戦いの歴史があります。

more about Laos : http://www.lonelyplanet.com.au/dest/sea/laos.htm

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copyright Eiji Takeuchi, 1995,1996
Last update Oct.05, 1996
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