- 風の強い日だった。崎枝(さきえだ)バス停から歩き始めた。レストランのようなきれいな家が有った。学校から先は牧場や牧草地を見ながら歩いた。
- フルーツランドに寄り道し、石垣島産の生フルーツのトロピカルセットをおいしくいただいた。ドラゴンフルーツ、グァバ、スターフルーツ、マンゴーが入っていた。
- 進んで行くと御神崎(うがんざき)に着いた。灯台の周りは風が強かった。風下側の芝生で海を眺めて休んだ。青空で白波が立つ海がきれいだった。西表島と小浜島が見えた。おにぎりを1個食べて腹ごしらえをした。
- 岬から車道に戻ると風が和らいだ。登山口には軽自動車が二台有り、登山姿の二人の女性が出発しようとしていた。二人に尋ねると「何回か登っている」との事だった。「ヒルはいますか」と聞くと「見たことない」との返事だった。我々も二人の後から登り始めた。
- 最初だけ踏み跡が分かりにくく赤テーブを探しながら登った。尾根に出ると道ははっきりした。そよ風が心地よかった。標高100mの平坦になったところで休んだ。
- 山頂手前では岩の多い急坂になった。ロープの付いた岩の間を登った。登山口で会った二人が下山してきた。「道が分かりづらかったです」と挨拶した。
- 山頂は樹林の中だった。少し進むと広さ約6畳の岩の上に出て珊瑚礁の眺めが良かった。風を避けて岩の根元の方に座って昼食休憩にした。すぐ隣には舌のように張り出した岩(トロルの舌)が有った。次第に空気が澄んできて近くの竹富島がはっきり見えてきた。
- 下山はトロルの舌の下を通って登ってきた方とは反対に向かった。手も使う急坂で緑色のロープもついていた。注意して下るとあっさりと舗装林道に出た。
- 林道を下り学校に着くと、15時のチャイムが鳴った。下校の子供二人を親が車で迎えに来ていた。重機で整備中の畑には約10羽のサギが掘り返しから虫を捕ろうと集まっていた。
- 車道を歩いて崎枝バス停に戻った。風は行きより少なくなっていた。バス停に着く直前ににわか雨が降ってきた。バス停の木の下で雨宿りしながらバスを待った。
- 時間が余ったのでバスで川平(かびら)公園まで行き海を眺めてから石垣市街へ戻った。きれいな海の眺めを堪能した一日だった。