- 今回は13人の団体だった。相模湖駅から歩き出した。あいにくの雨だった。
- 最初の与瀬宿では、①与瀬神社にお参りする事にした。中央高速道の上を越え急な階段の参道を登ると本殿に着いた。軒下で雨宿りしながら集合写真を撮った。
- 与瀬神社からは舗装路の緩い登り坂になった。時々甲州古道の標柱が有った。雨は次第に本降りになった。脇道への分岐点ではガレージの軒下を借りて雨宿りした。
- ②高札場跡の六地蔵を見た後、国道に出た所が吉野宿跡だった。③旅籠ふじや跡が資料館館になっていた。ようやく雨をしのげて、見学を楽しむよりも雨宿りできてありがたかった。資料館の係員は雨の中の大勢の訪問を歓迎してくれた。
- 雷が鳴り出す中、ふじや跡を出発すると、すぐ④小猿橋跡で標石が立っていた。
- 国道は歩道が狭かったので、右手の脇道に入り線路脇を進んだ。雷を喜ぶ人、怖がる人、それぞれにずぶ濡れになり、土砂降りの中、⑤JR藤野駅に着いた。1時間後には小降りになる予報だったので待合室で雨宿りしながら昼食休憩にした。
- しばらくすると雷はおさまり小降りになったので出発した。すぐに遊歩道になった。木々の緑の雰囲気が良かった。梅の木からは実が生った枝が遊歩道に伸びてきていた。
- やがて車道に出たので、⑥甲州古道標柱に従って進んだ。関野宿を示す標柱を見た後、標柱を見落としてしまい、間違えて高速道路の先まで行ってしまった。仕方なく戻った。雨の中で気分的にもつらかった。約25分の無駄な往復だった。
- 標柱に従って坂道を下り、境川を渡ると山梨県に入った。諏訪関跡を見た後、⑦諏訪神社に着いた。軒下で雨宿りしながら休憩した。次の⑧疱瘡神社には一里塚が残っていた。
- 上野原宿は西側に向かってゆるい登りになっていた。中心地に着くと名物「酒まんじゅう」の看板がいくつか有ったので購入した。濡れ鼠の体での饅頭だったので、あまりおいしく感じなかった。
- 上野原駅まで、雨の中をとぼとぼと下り予定を終了した。この日は一日中雨で全身ずぶ濡れになった。スタンプ帳に①~⑧のシールを貼り付けた事を確認し、やっと終わってほっとした。