- 今回は8人グループのリーダーだった。新緑の見頃とあって、鍾乳洞行きバスは平日にもかかわらず超満員だった。途中のバス停でほとんどの人が下車すると、終点の鍾乳洞バス停で下車したのは他に一人だけだった。
- 良い天気だった。林道を歩いて行くと八丁橋のゲートに着いた。車が4-5台停まっていた。
- 登山道に入ると石垣の有るジグザグの急登になった。ロープが付いているところも有った。急坂が終って尾根に出たところで小休止した。
- 雨量計まで、やや緩い尾根の登りが続いた。緑がきれいだった。ヤマツツジが少し咲いていた。小鳥が鳴き心地よい風が吹いていた。雨量計を過ぎると新緑の登りになり1335mの丘に着いた。小休止した。更に登って行くと石灰岩の険しい岩の尾根になった。
- 唐松平手前まで登ると、少し頑張りすぎたのかAさんの足がつりそうになった。唐松平を過ぎると勾配も緩んで楽になったのでペースを落としながら登り続けた。所々にミツバツツジが咲き、足下には黄色いツルキンバイがたくさん咲いて気持ちが和んだ。山頂手前の小屋の前からは富士山の白い山頂部が見えた。
- 山頂は芽吹きの森に囲まれていた。若葉の間からは雲取山が見えた。杉木立に囲まれて山頂神社が有った。昼食を食べた後、山頂神社の前で集合写真を撮った。
- 下りは往路を戻った。往復で6時間を超す長丁場だったせいで、下りでもBさんの足がつりそうになった。1335mの丘からの下りでは少しルートを間違え、荒れた場所を通ってしまった。ツツドリが鳴いていた。最後の急坂を慎重に下り、林道に出てほっとした。
- 鍾乳洞バス停の終バスは終わっていたので、更に東日原バス停までゆっくり歩いた。予定より10分遅れでバス停に着いた。結局、この日は山中でだれにも会わなかった。
- 一日たっぷりと健脚向けコースを歩き通し、新緑の静かな山をみんなで登る事ができて満足した。