- 山の会のリーダーで6月13日に引き続き天女山を訪問した。今回は9名の参加だった。
- 最初に登った美し森山のヤマツツジは前回より散っていて少なかった。美し森山からは、きれいに咲いたレンゲツツジやサラサドウダンを見ながら稜線を進んだ。鞍部で右に少し入って前回は見落としていたクリンソウの群生地に行ってみた。ちょうど見頃だった。
- 稜線に戻りエゾハルゼミが盛んに鳴く樹林帯を登って行った。最後の階段を登り詰めると羽衣池に着いた。池のそばにはレンゲツツジがきれいに咲いていた。池横のベンチでは単独行者が座って休んでいた。
- カラマツの森を少し登った後、下り坂になった。林道との交差点には犬を連れた家族連れが散歩していた。川俣川の清流を渡ったところで小休止した。涼しい風が心地良かった。
- 少し登り返すと牧場に着いた。前回は遠目に見えただけの放牧の牛が、今回は登山道の間近まで来ていた。おとなしい牛の額をなで、「これは雄だ」などと言いながら楽しく過した。
- 再び樹林帯に入った。エゾハルゼミが鳴いていた。少し下ると樹林が開け展望台に着いた。ベンチに座って昼食休憩にした。権現岳がよく見えた。南アルプスは雲の中だった。Aさん持参のドリップコーヒーがおいしかった。
- 再び牛を見ながら牧場の中を歩いた後、樹林帯に入った。登り詰めると天女山に着いた。展望地まで進み大きな石の標識の前で記念撮影をした。
- 展望を楽しんでいると雲行きが怪しくなり雷が鳴り出した。このまま雨が降ってきたらどうしよう思いつつ下り始めた。天女山入口まで下ると幸い雷鳴は遠のき青空が見えてきた。全員ほっとしてソフトクリームの待つ清泉寮へ向かった。
- 道路を三々五々雑談しながら歩いた。思いの外短く感じた。清泉寮のベンチで待望のソフトクリームを食べながら涼しい風に当たってくつろいだ。
- 最後はゆっくり遊歩道を清里駅まで歩き無事今回の山行を終えた。この日は天気にも恵まれ良い山行ができた。全員、満足した様子で、リーダーとしてはまずまずの成功だった。