- 今回は6人グループのリーダーだった。名郷(なごう)でバスを下車した数人の登山者で武川岳に向かったのは我々だけだった。
- 登山口までの車道ではシャガが咲いていた。民家の庭先の花もきれいだった。登山口からは植林になった。舗装林道を少し通った後、巻道分岐手前の平坦地で小休止した。
- 巻道から石灰岩の多い斜面を登ると再び尾根に出た。倒木に腰を下ろして小休止した。冷たい風が吹いていた。
- 休憩地から一登りすると天狗岩の下部に着いた。男坂と女坂に分かれていた。男坂を使って天狗岩の岩場を縫うように進んだ。女坂と合流したところが天狗岩頂上だった。
- 更に尾根伝いに登り、最後に鹿ネットの横を登ると前武川岳に着いた。ベンチが二つ有った。武川岳山頂との鞍部付近はヤマツツジの混ざる新緑のきれいな森だった。
- 武川岳山頂には登山者2人が先着していた。ベンチに座り昼食休憩にした。丹沢や奥多摩の山々が少し霞んで見えた。山頂の少し西側には名残のミツバツツジが咲いていた。
- 稜線を北へ向かった。新緑がきれいだった。蔦岩山までで単独行とすれ違った。
- 蔦岩山から急坂を下ると林道に出た。林道から再び登山道に入って登り返すと焼山に着いた。武甲山が大きく見えた。焼山からの下り始めでは目指す二子山が大きく見えた。
- 新緑のきれいな稜線を進んだ。最後に岩の間の急坂を再び登ると二子山雄岳に着いた。木が茂って展望は無かった。いったん下って登り返すと二子山雌岳に着いた。
- 二子山雌岳からは急な下りになった。登山道の左右両側にロープが付けられていた。両手でロープをつかみ、フィールドアスレチックのように体を揺さぶられながら下った。慣れていないAさんBさんはゆっくり慎重に下った。全員無事下って一息ついた。
- 最後は兵ノ沢(ひょうのさわ)沿いに下って芦ヶ久保駅へ下山した。
- 無事に芦ヶ久保駅に着き、長い山行が終わってほっとした。駅に隣接の道の駅では秩父名物の「みそポテト」を売っていた。我々が購入したところで売り切れになってしまった。ベンチに座ってみんなで「みそポテト」を食べながら一日の山行を振り返った。
- 今回は落ちこぼれも無く全員元気に長い距離を歩き通し、まずまずの成果だった。