- 高月温泉登山口の駐車場には他の車は無かった。沢(成川渓谷)はナメがきれいだった。沢沿いの登山道を登り始めた。
- 最初の支流を渡るところが少し迷いやすかった。テープに従って渡った。標高530m付近で堰堤を右手に見るとすぐ未舗装の林道に出た。林道を右手に少し下ったところに続きの山道が有った。
- 自然林を少し歩いた後、桧の植林帯になった。登山道は良く整備されていた。道の谷側には崩れないよう石が積まれている所が多かった。桟道の所でナメ滝を渡った。
- しばらく登ると舗装された林道に出た。林道からは約10mの鉄梯子を登ると続きの登山道が有った。
- 一部植林の混ざる自然林の中の道だった。桟道が多かった。たいていはナメ滝になっていた。梅ヶ成峠近くになるとミズナラが多くなってきた。
- 梅ヶ成峠の分岐は稜線のすぐ下だった。右へ少しで峠が有った。標識に従って左の山頂方向へ向かった。平坦な道がしばらく続いた。苔の付いた岩が多かった。
- やがてシャクナゲやヒメシャラの木が多くなってきた。少し登ってから下ると肩のコルに着いた。肩のコルからはブナ、シャクナゲ、大木も混ざるヒメシャラの森になった。紅葉が少し見られた。
- 山頂への最後の登りは急坂でロープも据え付けられていた。山頂には標識と小さな祠が有った。鳥が少しさえずっていた。宇和島方面の木が刈られ海が見えた。
- 帰りは紅葉の写真を撮りながらゆっくりと下った。肩のコルからの登り返しでは、行きには見落とした三角点をシャクナゲの陰に見つけた。桟道では端を歩きすぎて横板を跳ね上げてしまい少しあわてた。
- 結局この日は好天の土曜日にもかかわらず他の登山者には会わなかった。登山口では時間が有ったので成川渓谷を少し散策した。