- 最初は払沢の滝に向かった。ウッドチップの遊歩道を緩く登っていくと払沢の滝に着いた。滝は55%の結氷率で白く凍った滝の中を水が流れていた。観光客が10人ほどいた。
- 払沢の滝の駐車場に戻ると約20台の車が駐車してあった。駐車場脇で準備運動をして出発した。今回は11人グループだった。最初は車道と登山道が交互に続く道だった。車道との交差点にトイレが有った。更に山道を進むと車道に出た所が時坂(とっさか)峠だった。植林の中に冷たい風が吹いていた。
- 車道を峠の茶屋まで進むと北側の展望が開け、大岳山が見えた。峠の茶屋の先からは登山道になった。
- 谷沿いの道からいったん尾根道に変わった。徐々に標高を上げて行くと、尾根の北側を登る道になった。山頂手前には雪が残っていて一部で凍っていた。慎重に登った。
- あずまやとトイレの有る広場から一登りすると標識の有る山頂に着いた。明るく暖かだった。雪はなかった。富士山が見えた。ベンチには人がいたので20m程先の小高い所にシートを敷いて昼食休憩にした。休憩後は山頂標識前に戻り集合写真を撮って出発した。
- 下山は稜線を西に向かった。尾根の北斜面では固い雪が残っていた。練習もかねて5分程軽アイゼンを付けた。Aさんの軽アイゼンは劣化していて固定ベルトが切れてしまった。軽アイゼン初体験のBさんは「とても歩きやすい」とアイゼン歩行を楽しんでいた。
- 人里(へんぼり)峠からは雪も全くなくなった。911m(石宮ノ頭)の先で稜線に出たところで休憩した。南側が伐採地で日が当たり暖かだった。丹沢の山々が見えた。
- 一本松では登山道から1-2分登り三角点ピークに寄った。一本松からベテランCさんを先頭に下った。サル石で1分立ち止まって見学した。サル石先の見晴しの良かった馬頭観音は植林に覆われていた。Cさんから「カーブで一番後ろを確認すると良い」と教わった。
- 最後は明るい雑木林だった。Cさんからすべりそうな場所では「注意して。後ろにも伝えて」と一言添えて注意したりとか、下山後は「今日転んだ人はいますか」と尋ね「大丈夫だったですか」と確認したりとか、安全歩行の点で教えられることが多かった。
- 一日良い天気で、安全歩行の練習もできて満足した。