- バスは4月から日曜運休になっていた。仕方なくタクシーで登山口に向かった。
- 登山口からしばらくは林道歩きだった。茶畑のところから仙ヶ岳が見えた。のんびり歩いていたら登山者の車が止まってくれて「良かった乗っていかないか?」と言われた。「気持ちがよいので歩く」旨伝え、丁重にお断りした。
- 林道は次第に荒れてきた。先程の登山者の車も終点のだいぶ手前に駐車してあった。終点は少し広場になっていた。終点の少し先に小屋が有った。小屋の手前で右に曲がり滝谷不動に向かった。炭焼釜の跡があちこちにあった。
- ペットボトルが標識代わりの水場を過ぎると伏流の沢になった。花崗岩の多い沢を登っていくと小さな鞍部に着いた。右に一登りすると滝谷不動に着いた。岩に取り付けられた木の階段を登ると岩の上に立つことができた。山頂方面に続く尾根が見えた。
- 鞍部に戻り尾根を登り始めた。花崗岩が多かった。小さなコブが多く、上り下りが多かった。藪はほとんど気にならず、予想よりしっかりした登山道だった。ところどころ紅葉がきれいだった。P3まで登ると目指す仙ガ岳が見えた。
- P2は岩場でどこを登った良いか分かりづらかった。煙突状の岩の間を登り左から回り込むと上に登ることができた。
- 東峰は岩がごろごろしていた。東端まで進むと鎌ガ岳など北に連なる山々が見えた。
- 東峰で昼食をした後、西峰に向かった。鞍部付近は黄葉がきれいだった。登り着いた西峰は東峰より狭い山頂だった。居合わせた6人の登山者で満員だった。少し先へ進むと笹原になり鎌ガ岳など北部の山々が見えた。
- 鞍部まで戻り、白谷道コースを下った。岩伝いのところが多く少し歩きにくかった。上部では黄葉がきれいだった。下っていくと照葉樹が多くなった。御所谷出合を過ぎたところ1ヶ所に梯子が有った。
- 林道途中の登山者の車は7台に増えていた。茶畑が終わるところで携帯でタクシーを呼んだ。振り返ると仙ガ岳がきれいに見えた。