- 瓶ヶ森から笹ヶ峰への縦走も3日目の中盤になった。雨の降る中、桑瀬峠を出発し寒風山を目指した。寒風山への登りは岩場が多く梯子も有った。アケボノツツジやミツバツツジがきれいだった。
- 最後は笹原になると寒風山山頂に着いた。雨はやみ薄日が差してきた。霧に覆われて展望は無かったものの、電波が通じたのでゆっくりと休んだ。
- 寒風山からの下りも岩場が多かった。アケボノツツジやミツバツツジを楽しみながら下った。笹原になったところで一休みした。
- 笹ヶ峰への登りは笹原だった。再び霧雨になった。左手から巻くと笹ヶ峰山頂に着いた。霧で展望は無かった。風が少し有った。大きなケルンの風下で休んだ。
- 丸山荘へは笹原から樹林帯へと下った。丸山荘は営業していないので事前に連絡しておいた避難所に宿泊した。雨が上がって日が差してきたので濡れたテントを軒下に干した。縁側で夕食を食べてくつろいだ。夜は雨が降り、せっかく干しておいたテントが再び湿ってしまった。
- 四日目の朝は霧が出ていた。ミソサザイの鳴く樹林帯を登って行った。岩の段差の大きい急な登りだった。最後に少し谷へ下ると雨上がりの苔の森になり緑がきれいだった。
- 稜線に出ると霧が晴れ良い天気になった。ウグイスが鳴いていた。時々振り返って笹ヶ峰の展望を楽しみながら、ちち山へ登った。ちち山山頂に着くと再び霧に覆われてしまった。
- ちち山からの下りは少し急だった。転んで肘をすりむいてしまった。巻道に出ると、しばらくは斜面を横切る道になった。斜面の道が終わると稜線に出た。銅山越への道を分けると、笹の尾根の下りになった。しばらくすると霧が晴れて快適な歩きになった。
- 樹林に入ると再び霧が出てきた。涼しくなった。ホトトギスが鳴いていた。一の谷越からは登りになった。冠山山頂は霧ですっきりしない展望だった。
- 冠山からは緩い下りになった。笹が少し被り気味になった。ミツバツツジがたくさん咲いていた。
- 平家平は霧の山頂だった。少し風が吹いていた。男性が休んでいた。「瓶ヶ森を守る会」の会員との事で明日は瓶ヶ森避難小屋の掃除に行くとの事だった。避難小屋の水は出ていた事を教えてあげた。
- 平家平からの下りもミツバツツジがきれいだった。三ツ森峠は林道が横切っていてテントが張れそうだった。最後は林道をゆっくりと歩き別子のバス停へ下山した。
- バス停ではバスを見過ごしてしまい、タクシーを呼んで新居浜に出た。