- あいにくキャンプ場の跡地の先でゲートが閉まっていた。ゲートの手前に車を駐車して歩き出した。ダム湖の横の林道で水面よりだいぶ高いところを通っていた。湖の対岸からアオバトの鳴き声が聞こえてきた。林道の右の崖からは小さな滝が流れ落ちていた。
- 林道がピセナイ川沿いに入ると、やがて林道分岐点に着いた。まっすぐ進む道には二つ目のゲートが有った。ゲートを通過し沢沿いの道を進んで行った。少し登り坂になった。クリンソウが道脇に咲いていた。15cm角位のけものの毛皮が落ちていた。しばらく登っていくと100m位先に狐の姿を見た。狐の姿が有ったところまで進むと下の沢に2匹の狐が見えた。沢を渡って森の中に隠れてしまった。
- エゾハルゼミが鳴く林道を登っていった。やがて沢を離れ、斜面をジグザグに登る道になった。何回目かのカーブで登山口に着いた。時間切れのため、記念撮影だけして引き返すことにした。
- 下りでは少しにわか雨が降った。木の下に入れば下まで落ちてこなかった。けものの皮の落ちていたところの先に、行きには気付かなかった鹿の足の骨が落ちていた。先ほどのけものの皮は鹿の皮だった事が分かった。
- 山中では誰にも会わず車を駐車したゲートのところに戻った。