- 山北駅前で準備運動をして歩き始めた。最初は線路沿いの舗装路だった。線路の土手には水仙や菜の花が咲いていた。道脇の無人販売所では蜜柑を売っていた。これからの登りを考え購入しなかった。
- 車道を緩く登り、大野山登山口バス停の手前から細い舗装路の登りに入った。約10分登って待ち合わせのメンバー二人と落ち合えなかったので、いったん迎えに戻った。結局、バス停手前で曲がってしまったため、バス停で待っていた二人と落ち合えなかったと分かった。15分ほどロスになった。
- 旧共和小前までの登りで、すっかり暑くなった。トイレが有ったので小休止した。地蔵岩コースの登り口からは山道になった。十数人のボランティアが登山道の補修をしていた。愛想良く挨拶されたので「ありがとうございます」とお礼を言った。
- やがて急な階段の登りになった。登り詰めると峠のイヌクビリに着いた。車道が上がってきていた。反対側に少し雪の着いた丹沢の山々が見えた。ベンチに座っておやつを食べながら一休みした。風も無く日も当たって暖かだった。
- イヌクビリから車道を一登りすると山頂に着いた。富士山が大きく見えた。丹沢の山々も見えた。広い場所で30人あまりの登山者が芝生のあちこちにちらばって休んでいた。西風が少し吹くので小さな丘の後ろで風を避けながら昼食休憩にした。日が当たり暖かだった。メンバーの1人が今朝自宅で豆からひいて入れてきた香りの良いドリップコーヒーを持ってきていた。いただいてゆっくり休んだ。
- 下山はしばらく富士山を見ながら牧場の横を通った。やがて左手に曲がりススキの原の下りになった。相模湾や富士山を見ながら下った。途中にあずまやが有り、登山者が10人ほど休んでいた。
- 林道に出るところに無人販売所が有った。蓋をした箱の中に手造りジャムを売っていた。おみやげに柚子ジャムを購入した。入れ違いに来た若いカップルも「自分たちもゆっくり見たいので箱の蓋はそのままで良いですよ」と言いながら、お土産を選んでいた。
- 次に林道に出たところにはトイレが有り、振り返ると大野山がよく見えた。最後に定員10人の吊り橋で酒匂川を渡ると谷峨駅に着いた。大野山を再度眺めてから電車に乗り込んだ。
- この日は暖かで楽しめた一日だった。