- 自衛隊前バス停から歩き始めた。最初、北側へ向かったところ登山口へ行く道が分らず引き返して反対の南側へ進んだ。結局、隣の「ゴルフ場入口」バス停まで歩いてから山の方に向かった。5分以上時間をロスしてしまった。
- 車道はゴルフ場へ向かう道で、時折、車が通った。道脇の紅葉がきれいだった。正面には目指す大平山が見えた。左手は自衛隊の敷地だった。
- やがて桜の園の端にある登山口に着いた。登山道は桜の園の縁をまっすぐに登っていた。左手の自衛隊の敷地には立入禁止の標識が立っていた。
- 自衛隊敷地が終わると草原になった。「別府一周遊歩道ルート」の標識を見送り、更に登ると草原の中の一本道の登りになった。振り返ると別府の市街地が望まれ、湯煙があちこちから上っていた。
- 尾根の防火帯に出たところで一休みした。下に防火帯を登って来る人が見えた。上までは登って来なかった。防火帯をまっすぐに登って行くと、やがて左手が植林になり日影になった。
- 少し勾配が緩くなると山頂に着いた。一汗かいていた。町が一望でき別府湾がきれいに見えた。風が少し吹いて寒かった。時間も無かったのであまりゆっくりせずに下山する事にした。
- 下山は反対側の森の中へ向かった。道はしっかりしていた。鞍部から稜線を先に進む内山方面への登山道は通行止めになっていた。稜線を離れて右手の谷の方へ向かって下って行った。
- 斜面を下って行くと、やがてチェーンソーの音が聞こえてきて植林になった。林道を横切った先に赤テープが有ったので進んでみると道が不明瞭になってしまった。チェーンソーを使っていた作業者が「下りは舗装路を行くんだ」と声をかけてくれた。林道に出てコンクリートの道を少し急ぎ足で下った。下り着いた恵美須社は小さくて趣のある神社だった。
- 恵美須社の手前の作業道を右手の大平山の山麓を巻く道に入った。やがて「別府一周遊歩道ルート」の標識が有った。次第に草が多くなり道が分かりにくくなってしまった。強引に森の中のヤブをかき分けていくとゴルフ場の端に出てしまった。すでに遅い時間でプレイヤーはいなかった。登り直してゴルフ場の敷地を出てから、草原と森との間を横切って進んだ。
- やがて桜の園に出た。車道に出て数分下ると行きの登山口に着いた。車道を下ってゴルフ場入口バス停まで歩いた。予定より一本早いバスに乗ることができた。
- 別府駅での電車の接続も良く、この日の宿泊地、佐伯には予定より約1時間早く着くことができた。