- 富士見駅前は大勢の登山者で混雑していた。富士見パノラマスキー場でも車が多く第四駐車場まで使い始めていた。ゴンドラの切符売場の3つの窓口は、いずれも約20人の列ができていた。ゴンドラで山頂駅まで登って歩き出した。
- 最初の保護地にホテイアツモリソウが咲いていた。エゾハルゼミやカッコーが鳴く樹林帯を進むと入笠湿原に出た。木道沿いにエゾノコリンゴが白く咲いていた。木道を少し登るとお花畑でスズランが見頃を迎えていた。写真に撮りながらの歩きでなかなか足が進まなかった。
- 御所平からのお花畑ではスズラン、ツマトリソウ、レンゲツツジが咲いていた。樹林帯に入り一登りすると岩場コースと迂回コースの分岐に着いた。迂回コースを登った。
- 混雑する登山道を登って行くと山頂に着いた。200人以上の登山者が休んでいた。エゾハルゼミが無き脇にはズミが咲いていた。爽やかな風が吹いていた。端の方に腰を下ろして昼食休憩にした。良い天気だった。八ヶ岳と南アルプスは山頂部を雲に隠していた。
- 下山は大阿原湿原に向かった。登山者は少な目で落ち着いて歩くことができた。車道と交差して緩く下っていくと大阿原湿原に着いた。登山者が10人程休んでいた。湿原の木道沿いではズミが盛りを迎えていた。ベンチに座ってゆっくり休んだ。
- 帰りは、再びお花畑を経由した。スズランの花を撮りながらで足の運びもゆっくりになった。
- 入笠湿原からはまっすぐゴンドラ山頂駅へ向かった。エゾハルゼミの鳴くカラマツ林を通り林道に出ると、やがて山頂駅に着いた。長蛇の列ができていた。ゴンドラに乗るまで約20分かかった。
- 下山後はスキー場のレストランでアイスコーヒーを飲みながら一日を振り返った。天気にも恵まれ、花を眺めながらの登山を楽しむことができて満足した。