- 野底岳北側の兼城(かねしろ)で下車した。良い天気で暖かだった。尖った野底岳がよく見えた。車道を少し進み右折して林道に入った。
- 林道は最初が急坂だった。パイナップル畑が有った。樹林帯に入ると「カンムリワシ注意」や「カメ横断中」の注意標識が有った。緩い登りになると少し下りも有った。標高120mの道がまっすぐになったところで日陰に入って一休みした。
- 緩く登って行くと林道登山口が見えた。着く直前に2人組が車を駐車して登って行くのが見えた。林道登山口でおにぎりを1個食べて腹ごしらえしてから登山道に入った。
- 赤土の多い急坂の登りだった。いったん緩くなったところに板根の有る木が2本生えていた。しばらく斜面を横切って進むと右手から登山道が合流した。
- 合流後は再び急坂になった。両側にロープが張られていた。山頂直下では右手の草むらから先ほどの登山者二人の声が聞こえてきたた。どうやら眺めが良いらしかった。
- 山頂には誰もいなかった。大きな岩がいくつも有った。広さ約3畳の大岩に登り岩陰で風を避けながら昼食休憩にした。海がきれいだった。やがて白い服の男性単独行が登ってきた。他の岩に登って休んでいた。最後に来た西洋人単独行も他の岩に登って休んでいた。
- 帰りは山頂直下で草むらの先の岩に寄ってみた。海の見晴らしが良かった。反対側を見上げると山頂の大岩のうちの一つが見えた。
- 往路を下り登山道分岐で休んでいると西洋人の単独行に追いつかれた。道を迷っていたので林道登山口の方向を教えて上げた。
- 林道登山口からは南側に進んだ。すぐ展望台に着いた。野底岳山頂に白い服の男性単独行がまだいた。やがてランニングの女性と車の観光客が来た。だいぶ休んでから出発する時、白い服の単独後者はまだ山頂にいた。「夕日の時刻までいるのかしら」と思った。
- 展望台からは林道をゆっくり下った。車道に出ると、すぐにバス停に着いた。バス待ちの時間が有ったので海まで行き、海の風に吹かれて休んだ。石垣島から飛び立つ飛行機が見えた。しばらく休んでから帰りのバスに乗り込んだ。