- 13日の会の山行が悪天候で中止になったため、有志だけで2日後に登り直しの沢歩きを実施した。
- 今回は沢初体験の2名AさんBさんと80代のCさんを含めた7人グループだった。曇り空だった。若手のDさんの指導で準備体操をしてから歩き出した。登山道を10分歩いた堰堤上の広河原で入渓した。
- 8月27日の下見時より水量がやや多く、最初のナメは見ただけにして登山道を迂回した。
- 深みでCさんが岩横の浅いところをへつっていたところ、つかんでいた枝が折れて水の中に倒れてしまった。上半身までずぶ濡れになり、ポシェットに入れていた財布もぬれてしまった。財布はジップロックに入れて防水しザックの中にしまう事にした。
- 少ししてAさんが「今日は最後まで行けそうに有りません」と伝えてきた。以後、できるだけ浅くて歩きやすいところを進んだ。
- 階段を使って8m堰堤を越えると2段3mの滝に着いた。水流の横を注意して登った。5m滝を登山道で迂回すると白い大岩に着いた。浅めの所を進んだので遅れをほぼ取り戻していた。昼食休憩にした。
- 次の10m堰堤手前のナメは全員が楽しみながら気持ちよく登った。下棚の手前には魚がいた。
- 下棚には予定より少し遅れて着いた。迫力有る滝を眺め、集合写真を撮り合った。
- Aさんが「登山道を歩きたい」と伝えてきたので、時間の遅れも有り本棚までは登山道を進んだ。
- 最後に滑りやすい岩を通ると本棚に着いた。登山道を通ったおかげで遅れは取り戻していた。滝の水量が多く、向かい枯棚にも水がたくさん流れていた。
- 帰りは登山道を下った。標高660mの木橋先の徒渉地点まで沢靴を履いて下った。8月27日には石伝いに渡れた徒渉地点は、今回は登山靴だと濡れずに渡るのは難しそうだった。徒渉が終わったところで登山靴に履き替え、あとはゆっくりと登山口へ戻った。
- この日は気をつかいながらも全員そろって涼しい沢歩きができて満足した。