- 澄川駅からバスに乗り込んだ。外は大雪だった。途中のバス停からの乗客は雪を頭に乗せたまま乗り込んできた。
- 公園管理事務所は9時からで、まだ閉まっていた。周囲には新雪が20cmほど積もっていた。軒下を借りて準備をした。大雪なのに近所の男性が犬を連れて公園に入って行ったのには驚いた。しばらくして事務所から女性職員が出て来て「中に入っても良いですよ」と言われた。ほとんど準備が終わっていたのでそのまま外で準備した。歩行時間が短いので、つぼ足でそのまま歩くことにした。
- 公園に入るとすぐスタッフが階段の雪かきをしていた。「さっき雪かきしたのに、もうこんなに積もってしまった」と言っていた。「気をつけて行って下さい」と見送られるそばから1人が転んでしまった。ふかふかの雪で特に問題無く立ち上がる事ができた。
- 前日までのトレースは新雪が積もってほとんど消えかけていた。分岐まで進むと池の方から男女2人組が登ってきた。スノーシューをつけていた。ボランティアの人なのか「トレースが消えちゃうんで付けに来たんです」と言っていた。分岐のすぐ先には展望地があった。更に進んで「公園入口まで120m」の標識の先まで行って引き返した。
- 分岐まで戻り湿原に下った。木道が設置されていた。木道の欄干には20cmほどの新雪が積もっていた。木道上で一休みした。
- 木道が終わると広場になった。広場の先で樹林帯に入ると、すぐにあずまやが有った。屋根の下に入って休んだ。見晴らしが良く、凍った池は一面雪が積もって雪原になり、きれいだった。
- 階段を下って水路を渡るとダムの上の道になった。すぐ脇には、おとぎ話に出てきそうな給水塔が立っていた。ダムを渡り終わると「恵庭岳が見えます」との標識が有った。大雪で見えるはずもなかった。階段を登って広い道に出ると、近所の女性が犬の散歩をさせていたので、また、びっくりした。
- 暖かな公園管理事務所に入り、ようやくほっとした。手作りクッキーを購入し、ポットのお湯で温まりながらいただいた。おいしかった。掲示板に「シマエナガが見られる」と記載されていた。あいにくの大雪で残念ながら見ることはできなかった。
- 休む間に外は少し明るくなり小降りになってきた。除雪作業に忙しいスタッフを横目に見ながら帰りのバスに乗り込んだ。