- 3月に実施するツアーの下見を兼ねて妙高高原でスノーハイクをした。
- 駅には宿の送迎バスが数台いるだけだった。お客を迎えに来ていた人が、「無料で行けるシャトルバスが有りますよ」と教えてくれた。バスは30人程の学生客で賑やかだった。「研究室で毎年来ている」との事だった。ビジターセンターで下りる時に帰りのバスはどこで乗るのか運転手に確認した。
- 初日は曇りだった。ビジターセンターでコーヒーを飲んでから出発した。「ほんどりすコース」の入口でワカンを付けた。コースは従来に比較して半分に短縮されていた。しっかりしたトレースが有りコースを示す青の番号札が付けられていた。最奥の26番の番号札の所で休んだ。
- 早く一周できたので「きつねコース」も歩く事にした。コース入口でワカンを付けた。トレースは、しっかりしていた。送電線の下まで来ると黒姫山が見えた。この付近はが少し番号札が離れていた。
- 平らな所に出ると狐池に着いた。石碑があった。シートを敷いてコーヒーを飲んで、ゆっくりと休んだ。狐池の先からは杉林の登りになった。雑木林に戻るとやがて出発点に着いた。
- 2日目は雪が降っていた。スキー場近くの「うさぎコース」を歩くことにした。スキー場の休憩所で準備をしてロッカーに荷物を預けた。
- 駐車場の外れからワカンを付けて登り始めた。今年は「うさぎコース」は未整備とのビジターセンターの情報でトレースはかすかだった。横の沢が浅くなった標高790m付近で沢を渡ると意外にも「うさぎコース」の青の番号札が出てきた。どうやら少しは整備されている様子だった。
- 番号札25番で雪で埋もれた沢を渡り、標高830mからは番号を外れて上に登った。標高840m地点まで登り、この日の終点とした。シートを敷いて一休みするうちに少し日が差してきた。木には昨夜からの雪が付き、新雪の上に映る木の影もきれいだった。
- 下りでは少し青空が出てきた。32~33番付近はシラカバがきれいだった。行きに通った沢を渡ってからは、トレースを外れて番号札に従って下った。水の流れる沢を橋で渡り駐車場下のカーブの所が終点だった。結果的にはトレースの無かった二日目の方が面白かった。
- 帰りの送迎バスにはスキー場前から乗った。乗車時、運転手から「こっちまで歩いて来たんですね」と言われ昨日と同じ運転手と分かった。バスは途中までホテルなどを経由して走った後、「今日は他のお客がいないので、このまま駅に直行します」と言って早めに駅まで走ってくれた。下車時、運転手から「一泊だけだと物足りないでしょ」と言われたので「また、来ます」と笑顔で挨拶した。