- 今回は9人グループのリーダーだった。テントは4張りだった。韮崎駅で9人が集合し、ジャンボタクシーで瑞牆山荘まで移動した。テント装備を振り分けて出発した。
- 最初は緩い上り坂だった。下って来る人が多かった。周囲の森ではエゾハルゼミが鳴いていた。
- 林道との交差点からは先頭を交代しながら登った。道は少し急になった。テントが初めての人や初心者もいて、重い荷物にあえぎながら登った。尾根に出たところが展望地で瑞牆山が見えた。小休止して、めいめい写真を撮った。
- 水場を右手に見ると、すぐに富士見平に着いた。小屋前にはレンゲツツジが咲いていた。テント場は200張り以上で混雑していた。小屋から離れた所にテントの張り方の説明をしながら張った。
- テント設営後は小屋前のベンチでロープワークの練習をした。皆さん興味津々で参加してくれた。ロープの結び方を4種類。すぐできる人となかなかできない人がいて、2時間近くわいわい言いながら練習した。練習後は夕食を食べ、お酒を飲みながらの歓談をした。
- 寝る前はトイレが混雑し。あまりの行列の長さに一部女性は男性用トイレも使って時間短縮した。「男性トイレの方が(使用頻度が低くて)きれいだった」との感想が寄せられた。
- 二日目も良い天気だった。軽い荷物で山頂に向った。樹林帯の登りだった。小川山分岐から天鳥川までは下りだった。天鳥川を渡ると桃太郎岩で、メンバー二人が割れ目に挟まった写真を撮った。
- 桃太郎岩からは沢沿いの登りになり、岩に鎖が付けられていた。その先も岩の多い登りだった。山頂からは次々人が下りてきた。周囲の針葉樹の森からはエゾハルゼミとルリビタキの鳴き声が聞こえてきた。山頂手前にはシャクナゲが咲いていた。梯子では15人グループとのすれ違いになり渋滞した。
- 山頂には登山者が約30人いた。集合写真を撮影後、岩に座って大展望を楽しみながら休憩した。
- 帰りは岩場に手間取りながら時間をかけて下った。2100m地点にはカンマンボロンへの分岐が有り、入口に間違って入り込まないようロープが張られていた。周囲ではルリビタキが鳴き、空には飛行機雲ができていた。鎖場を数ヶ所通ると桃太郎岩に着いた。ほっとしてベンチで一休みした。
- 富士見平に戻った時にはトイレの行列は無かった。トイレを済ませ、みんなでテントを撤収してからベンチで昼食を食べた。タクシーの予約時間を13時50分に1時間以上早めた。
- テントで重くなった荷物を担いで瑞牆山荘に着いた時には予約のタクシーが待ち構えていてくれた。
- 参加者にテント泊の感想を聞くと「トイレの混雑以外は良かった」との事だった。