- 竹川バス停から歩き始めた。今回は9人の団体だった。良い天気だった。
- 最初は武山までの車道の登りだった。登りはじめで早く曲がりすぎて20m程進んで間違いに気がついた。急坂になると障がい者の子供達を連れた10人ほどのグループとすれ違った。水道施設前の日向のベンチでは猫が昼寝をしていた。
- やがて毎日登っていると言う地元の男性二人組が下って来た。「もうすぐ行くと、富士山が見えますよ」と教えてくれた。言われた通り富士見百景の標識からは富士山がくっきりと見えた。
- 武山では、不動尊に立ち寄った後、山頂の展望台に向った。展望台下の三つのベンチのうち二つを占領して昼食を食べた。もう一つのベンチでは3名ほどのグループが休んでいた。展望台の上からは360度が見渡せ、東京湾と房総半島がくっきりと見えた。
- 縦走路の登山道に入った。しばらく進むと分岐が有った。折り返すように鋭角に左に曲がり、広い道をらせん状に進むと砲台山に着いた。すり鉢状の砲台跡を見学した。すぐ後から7-8人のグループが近道の細い道を登って来た。帰りも急坂の近道は避けて緩い道を分岐まで戻った。
- 少し進むと見晴台で、日が当たり暖かだった。先着の男性二人組が昼食中だった。横でわいわい言いながら展望を楽しんだ。三浦半島の先端部がきれいに見えた。Aさんに貸してもらった望遠鏡を覗くと、海の近くに回っている風車が見えた。Bさんが「騒々しくて申し訳ないので、おすそ分けします」と二人組にお菓子をあげていた。山登りが初めてのCさんには靴紐の結び方を教えてあげた。
- しばらく幅広の道を進んだ。幅広の道が左下に下った所から登山道に入った。心地良い照葉樹の縦走路だった。少し段差の大きいところも有った。
- 進んで行くと最終目的地の三浦富士に着いた。祠と石碑、石仏が有った。片側の展望が開け、海がきれいに見えた。富士山が端の方にうっすらと見えた。三脚を使って祠の前で集合写真を撮った。
- 下山は津久井浜駅へ向った。山頂直下は階段の急坂で手すりが付いていた。石仏を見て進むと太陽光発電の施設に出て車道になった。ミカン畑やブロッコリの畑を見ながら「次はどこへ行こうか」などと、賑やかに歩いた。時々カラスを追い払うためか爆竹が鳴っていた。キャベツ畑ではキャベツが大きくなり始めていた。
- 駅前の直売所では、あいにくとミカンは売り切れていた。それでもBさんは、朝、畑で取れた高菜の朝漬けをお土産に購入していた。この日は、一日良い天気で快適なハイキングを楽しめた。