- 登山口の上底瀬(かみそこせ)には広い駐車場が有った。車を駐車して登り始めた。
- 最初は林道歩きだった。林道を登り過ぎて迷ってしい15分ほどうろうろした。ようやく林道法面に色あせた赤テープの着いた細い道を見つけた。最初の草のかぶった道が終わると古い作業道に入った。
- 作業道を登り詰めると五老峰との分岐点に着いた。先に不動寺に行くことにして先へ進んだ。約50m下ると不動寺に着いた。立派なお寺で黒い岩を流れる滝が有った。滝は裏側から眺める事ができた。ハイカーが2人いた。
- 五老峰入口に戻り反対側に進むと梯子と鎖の有る馬ノ背の岩場になった。高度感の有る梯子だった。「三点確保」と声をかけ合いながら登った。
- 梯子を越えながら稜線を進むと見晴台分岐に着いた。右手にわずかに登ると見晴台に着いた。西上州の山々が見えた。周囲は紅葉がきれいだった。
- 分岐に戻り先へ進んだ。下山路を右に見て通り過ぎると観音岩の基部に着いた。幅10cmほどの細い道を岩の左側に沿って登ると観音岩の上に出た。観音像が有り西上州の山々の展望が良かった。
- 同行の二人は観音岩に登ってこなかったので岩の基部に戻り、少し広くなったところで昼食休憩にした。
- 下山路は急な下りだった。特に鷹ノ巣山手前の岩稜は険しかった。岩稜の上は危険なので基部を迂回した。迂回路終点の岩を横切るところは難しく、順番に足元を確認し合いながら通過した。
- 鷹ノ巣山で最後の展望を楽しんでから九十九谷登山口に下山した。集落を駐車場に戻るときに民家の庭先にいた女性に「大変な山でした」と挨拶した。
- この日は岩場と紅葉を堪能した一日だった。帰りに南牧村の道の駅に寄り、里芋とゆず味噌をお土産に購入した。とてもおいしかった。