- 今回は13人グループのサブリーダーだった。80代のAリーダーの指導で準備体操をしてから禾生駅を出発した。良い天気だった。
- 登山口手前にはレンガ造りの水道橋が有った。Aリーダーから「発電用の水が流れている」との説明があった。周辺ではミンミンゼミが鳴いていた。
- 登山口からはAリーダーを先頭に登って行った。最初は谷の道だった。小沢を渡ると斜面をジグザグに登る道になった。ツクツクボウシが鳴いていた。弥生峠へ向けゆっくりと登った。峠の手前はカラマツが多かった。
- 峠まで登るとアカマツの多い雑木林になった。Aリーダーから「早く歩けないので先へ行ってくれ」と頼まれた。それほど遅くないし、少し弱気になっているだけと思ったので「ゆっくりと一緒に行きましょう」と返事をした。
- 結局Aリーダーを先頭に山頂までゆっくりと登った。アカマツの混ざる雑木林の尾根道は気持ちが良かった。キノコが所々に有った。時々演習の大砲の音が聞こえてきた。
- 山頂では先生1人を含む11人の高校生グループが食事中だった。「山岳部」との事だった。ベンチを空けてくれたので詰めて座らせてもらった。雲が出てきて周囲の山々の展望は今一歩だった。高校生グループが下山した後、入れ違いにカップルが登ってきた。
- 出発前に集合写真を撮ろうと構図を考えてうろうろしていると、カップルのうちの女性が「撮ってあげましょうか」と声をかけてくれた。おかげで良い記念撮影ができた。
- 下り始めは急な植林帯だった。天狗岩の標識をやり過ごし、少し緩くなって左手が広葉樹樹林になったところで一休みした。
- 休憩後、すぐに左手に禾生へ下る道を分けた。更に尾根道を進んで行くと三角点の有る池ノ山が有った。キノコを見ながら下って行くとリニア実験線の展望地に着いた。あいにく富士山は雲の中だった。
- 最後に沢を渡ると登山口に着いた。林道を下り、右折して発電用水路の脇を歩いた。ちょうど彼岸花が見頃を迎えていた。振り返ると登ってきた九鬼山がきれいに見えた。