- バスを小峰で下車して歩き始めた。今回は子供たちを含め4人でのハイキングだった。コンクリート製の歩道を少し下った後、階段の急な登りになった。照葉樹林帯だった。時々海がきれいに見えた。登りつめたところが大旱(だいかん)山で三角点が有った。展望は無かった。
- 少し下ると恋人岬の遊歩道に出た。岬は後回しにして、駐車場に向かい、土産物屋のトイレに寄った。分岐に戻り先へ進むと木でできて遊歩道になった。少し下っていくと岬の先端に出た。数組のカップルがいた。鐘があったので鳴らした。ここで昼食休憩をするには少し落ち着かない雰囲気なので先に進むことにした。木の遊歩道の下をくぐって山道を進んだ。1箇所崩れているところが有ったが、歩く分には支障が無かった。
- 下ったところが米崎で漁港が有った。軽トラックが10台ほど停まっていた。漁港の堤防を越えて海岸に出た。大きな石がごろごろした海岸だった。腰を下ろすにちょうど良い岩で昼食休憩にした。休んでいるうちに背中に篭を背負った人が何回が通った。
- 海岸から引き上げるときに軽トラックの荷台を見たら袋や篭に一杯に茶色い海藻を積んでいた。どうやら篭を背負った人たちはこの海藻を採っていたようだった。国道への車道を登っていた時に電動車いすのような乗り物に乗った70歳位の女性に追いつかれた。「あなた方もヒジキを取りに来たのかと思った。ちょうど解禁になったところだから。」と声をかけられた。
- 国道に出て少し歩いた。丸山コース入口が予想より少し離れていたため、少し迷って7-8分ロスした。丸山コース入口から少し車道を登り、標識に導かれて山道に入った。サクラの木の多い山道を登りつめると、あずまやの建つ里山園地に着いた。あずまやの屋根の下に入ると涼しかった。黄色い水仙が咲いていた。富士山が見えた。
- 下りは反対側の道を通った。ツバキが咲いていた。車道に出、しばらく下って元のところに出た。少し下ったところにトイレが有ったので寄り道した。
- しばらく歩いて行くと丸山城本丸跡であずまやが有った。一休みした。付近にはミカンが生っていた。更に海を眺めながら気持ちの良い道を進んだ。国道を渡って八木沢の海岸に出た。しばらく海岸沿いに歩いた。ハクセキレイがいた。
- 国道を渡り、林道を少し登った所から再び山道に入った。やがて富士見園地のあずまやに着いた。樹林帯で富士山は見えなかった。水平な山道を進むとやがて土肥港への下りになった。
- 土肥港には寄らず、そのまま海岸に出た。砂浜をしばらく歩いた後、土肥温泉のバス停に着いた。バス停の向かいに足湯と手湯が有った。手に温かな温泉が心地よかった。