- 今回は4人の参加で、うち1人は、高尾山と思って間違って申し込んでしまい、わざわざ沢靴を購入して参加した初心者だった。
- 高尾からのバスを大下(おおしも)で下車し、小下沢沿いの道に入った。小下沢林道の起点に着いたところで入渓した。
- 水は冷たくて心地よかった。前半は穏やかな流れが多かった。両岸が迫りゴルジュになるとイワタバコがたくさん咲いていた。
- 飛び回る蝶を楽しみながら歩いて行くと2mナメ滝に着いた。膝まで濡れながら通過した更に遡行を続けていくとタマアジサイがたくさん咲いていた。
- 岩に付いた苔を楽しみながら釜を通っていくと中間点のキャンプ場跡地に着いた。木陰のベンチに座り、昼食休憩にした。
- 後半はナメが多くなり少し難しくなった。1つ目の堰堤は左から巻いて通過した。以前通った時より崩れていて登りにくくなっていた。二つ目の堰堤は右手の林道に上がって巻いた。堰堤の先で河原に戻ったところで小休止した。
- 休憩後はナメを楽しみながら遡行した。トンボが脇の葉っぱに止まってじっとしていた。右上の林道からランニングで下っていく女性から挨拶された。左手の滝の有る枝沢には男性ランナーが水浴びをしに林道から下りてきていた。我々に挨拶し林道に戻って行った。
- 最後にナメを通ると連続する2つの滝(2m滝と2段5m滝)に着いた。2m滝は少し水に濡れながら左手を全員が慎重によじ登った。次の2段5m滝は難しいので今回はここまでとし林道に上がり遡行を終了した。
- 濡れた沢靴を脱いで帰り支度をしていると、先ほど挨拶してくれたランニング女性が林道を走って登ってきた。どうやら林道を往復しているらしかった
- 帰りは通ってきた沢を右下に見て復習しながら林道を下った。しばらく進むと後ろから先ほどのランニング女性が来て追い抜いていった。沢沿いの林道も涼しくて快適だった。