- 沢入(そうり)駅の駅舎は簡易郵便局になっていた。車道から舗装林道へと進んだ。桜の花びらが舞っていた。塔ノ沢登山口と折場登山口の分岐付近には不動滝が有った。
- 塔ノ沢登山口でストックを出し登山道に入った。落ち葉が多くて分かりにくい沢沿いの道だった。足元にはニリンソウが咲いていた。やがて大きな岩の上に横たわる寝釈迦像に着いた。付近はちょうどアカヤシオの見頃だった。
- 小さな徒渉を繰り返しながら沢沿いを登って行った。避難小屋の横を過ぎて一登りすると、稜線の賽の河原に着いた。この付近のアカヤシオは咲き始めだった。
- 写真を撮りながら尾根伝いに登った。1607m峰には雨量計が有った。風が冷たく手がかじかんできた。登り詰めると小丸山で、目指す袈裟丸山や男体山が見えた。アカヤシオは、まだつぼみだった。
- 鞍部へ下ると幕営予定地の小丸山避難小屋の前に着いた。芝生の上にテントを張った。水は南へ笹原を約70m下って汲んだ。夜は鹿が鳴き、星空で冷え込んだ。明け方、テント内は3℃まで冷え込んだ。
- 朝食のラーメンで体を温めた後、荷物を置いて出発した。霜柱を踏みながら急坂を登った。ウグイスがたくさん鳴いていた。鹿の声が聞こえた
- 最後に緩く笹原を登ると袈裟丸山山頂に着いた。富士山や上越国境の山々、皇海山や男体山が見えた。寒かったのでレインウェアを風よけに着た。
- 帰りは霜柱も溶け始めていた。テントを回収後、賽の河原からは折場登山口へと向かった。賽の河原のすぐ先には展望台が有った。木の枝の間に袈裟丸山が見えた。
- 展望台からの下りでは次々と登ってくる登山者とすれ違った。笹原になるとアカヤシオが咲き、先ほどまでいた袈裟丸山がよく見えた。
- 登山口からは長い林道を歩いた。駅近くまで下ると大きなレンズで鳥の撮影をしている人に会った。挨拶すると「袈裟丸山に登ったのですか。良い天気で良かったですね」と言われた。好天に恵まれアカヤシオを楽しんだ二日間だった。
