- 筏場新田のバス終点で「ここで良いですか」といわれて下車した。少し先にバスの転回場が有ったので頼めばそこまで乗せてもらえたかもしれなかった。
- しばらくは車道歩きだった。大きなワサビ田がたくさん有った。ワサビ田の先で林道に入った。しばらく進むとゲートが有り鍵がかかっていた。
- ゲートを過ぎると、すぐに未舗装の林道になった。広葉樹と照葉樹の混ざる森で少し紅葉が始まっていた。途中からは植林が多くなった。林道の途中から富士山が見えた。
- 戸塚歩道入口から山道に入った。最初は杉の植林だった。20分程で植林が終わると、杉の木の多い自然林になった。杉は老木も混ざっていた。
- 皮子平が近付くと平坦になりブナが混ざってきた。戸塚峠への分岐点のある東皮子平で一休みした。すぐ先に伊豆半島一と言われる大ブナの木が有った。
- 東皮子平からは火口跡へ向かった。ブナと細いヒメシャラの多い森だった。小さな登り下りを繰り返した後、開けた場所に出た。火口跡だった。石に付いた緑の苔がきれいだった。一周する遊歩道が付いていた。訪れる人も少ないのか遊歩道の上にも苔が生えていた。ガイドブックの写真は一面ススキの原だったが、全く生えておらず別の所かと思うほどだった。火口の反対側まで来ると紅葉している木の上に天城山へ続く稜線が見えた。
- 大ブナまで戻り、一休みした後、戸塚峠へ向かった。紅葉がきれいだった。この登りではじめて人に会った。戸塚峠にはベンチが有り単独行が休んでいた。付近は紅葉がきれいだった。
- 白田峠まではところどころ植林が混ざるもののブナの森も多かった。数人の登山者とすれ違った。白田峠にもベンチが有った。八丁池までところどころで紅葉がきれいだった。
- 八丁池の周囲には数人登山者がいた。まだ緑の葉も多く、紅葉の盛りはこれからの様子だった。八丁池からの下りもブナ林が続いた。八丁池歩道分岐からは植林帯になった。最後は林道歩きになった。
- 林道のゲートを出た所が水生地であずまやが有った。一休みした後、水生地下バス停まで下り、程なく来たバスに乗り込んだ。