- 善光寺山門に今回の参加者5人が集合した。善光寺は、ご開帳とあって朝から観光客が大勢いた。良い天気だった。
- 住宅地を通り、往生寺で階段を登って山道に入った。石碑の多く建つ山道は少し草が被り気味で歩きにくかった。観音山山頂にはベンチが有った。
- 観音山から少し下ると林道に出た。しばらく斜面を横切る林道を通った後、再び山道に入った。ヤマツツジが咲きヤマガラなどの鳥の声が多かった。わずかの登りで頼朝山に着いた。ベンチが有り、岩の上には小さな祠が有った。木の間から近くの山が見えた。
- いったん山道を戻り林道を横切って再び山道に入った。尾根の登りだった。最後に急坂を登ると葛山に着いた。レンゲツツジとヤマツツジが咲いていた。元々は誰かが植えたものかオダマキが群生していた。展望が良く、これから向かう大峰山が見えた。
- 葛山は城跡の山らしく、山頂周辺にはいくつか平坦な場所が有った。下りながら平坦な場所をいくつか過ぎ、車道を登り返すと、大峰山への山道になった。登り途中で年配夫婦とすれ違った。
- 再び車道に出て少し進むと大峰山のあずまやに着いた。昼食休憩にした。Cさんが持参の鍋で途中で採った山菜を使った鍋料理を作って振る舞ってくれた。しばらくするとお爺さんと夫婦、子供達の家族連れがやってきた。荷物を移動して、あずまやのスペースを半分空けてあげた。お爺さんは一見すると西洋人らしい風貌だった。いつも冗談を言ってみんなを和ませるDさんが、「ウクライナからですか」と聞くと冗談と分ったお爺さんが「ロシアからです」と返事した。真面目な表情だったのでメンバーが本気にしそうになり、あわてて「いいえ冗談です」と訂正していた。
- 和やかな大峰山のあずまやを出発し、階段を登ると本当の山頂だった。天守閣は老朽化してロープで進入禁止にされていた。三角点にも近づけなかった。
- 山道をいったん下って行った。分岐から再び登り返し、スキー場跡を横切ると、最後の山頂、地附山(じづきやま)に着いた。2年前に作られた真新しい山頂標識が建っていた。数人の登山者が休んでいた。眺めが良く、今まで雲に隠れていた飯縄山が見えていた。最後の展望を楽しみ、駒弓神社へとゆっくり下山した。
- 駒弓神社近くの知人宅を訪問後、車で長野駅まで送ってもらった。