- 今回は10人グループだった。初日は雨だった。赤沼で腹ごしらえしてから歩き始めた。
- 最初は川沿いの道だった。紅葉がきれいだった。十字路で戦場ヶ原に向かう道を右に分け、直進して小田代原に向かった。途中に戦場ヶ原展望台が有ったので寄り道した。展望台からの戦場ヶ原はカラマツが茂り今一歩の眺めだった。
- 少し下ると小田代原に出た。広い草原には所々にシラカバが生え雰囲気が良かった。
- ミズナラの黄葉がきれいな樹林帯に入って進んでいくと泉門池(いずみやどいけ)に着いた。ベンチに座って休憩した。付近の紅葉がきれいだった。
- 樹林帯を進んだ。小滝との分岐から湯滝までは修学旅行の小学生が多かった。湯滝からは雨の中の湯元温泉までの歩きを希望する人がいなかったので、中止してバスに乗った。
- 二日目は良い天気だった。湯元温泉の外れで源泉を通過した。硫化水素の匂いがした。源泉の先で登山道に入った。風が少し冷たく、紅葉がきれいだった。
- 左下がりの斜面を横切って進んで行った。カツラの木が多く、芳香がただよっていた。少し岩の混ざる道を登って行くと小峠に着いた。ベンチが有り一休みした。
- 小峠の先で刈込湖への下りになった。前日の雨で滑りやすかったので手袋を付けた。
- 最後に分岐を左へ曲がると刈込湖の湖畔に着いた。静かな湖で小休止した。
- 分岐に戻り木の間に刈込湖を見ながら進むと切込湖になった。湖畔への道はなかった。次の涸沼への途中で、Aさんから「少し遅れている」と伝えられた。遅れ気味のBさん、Cさんの荷物をみんなで手分けした。涸沼からは草原の先の山王帽子山がきれいだった。
- 山王峠へは急登だった。山王峠の広場でようやく余裕が出てきたので昼食休憩にした。
- 光徳牧場への下りは最初の急坂が終わると次第に緩くなった。「最後の30分の事故が多い」と周囲の人に注意喚起した。約5分歩くと、先行のDさんが足首をひねって座っていた。三角巾で応急処置をした。Dさんと離れる前に注意喚起すれば良かったと思った。
- 手当が終わりゆっくりと10分程進むと登山口の光徳牧場に着いた。荷物を持ってあげた私にBさんがコーヒーをおごってくれた。この日は一日、秋のハイキングを堪能した。
- 結局Dさんは骨折で予想外の重傷だった。今後も皆さんに注意喚起しようと思った。
