- 今回は11人のグループだった。早朝、3台の車に分乗し、雨飾高原キャンプ場から登山口まで移動した。登山口には、すでに5台駐車してあった。
- 最初はブナ林の登りだった。ウグイスが鳴いていた。アジサイやジャコウソウなどが咲く森を登って行った。水場は水がしっかり出ていた。
- 岩場の横を通り、沢に出た後、掘割のような場所を登った。掘割が終わり、タカネグンナイフウロを見た後、ガレ場に出た。ロープが設置されていた。シナノナデシコが咲いていた。ガレ場を登り終わるとトリカブトが咲いていた。
- 鳥のさえずりを聞きながら笹の切り開きを登って行くと、ダケカンバの樹林帯になった。足元に咲くツルリンドウや、マルバノイチヤクソウ、キヌガサソウを見ながら登って行くと、やがて天狗原山山頂直下のお花畑に出た。小さなお地蔵さんが有った。ハクサンフウロやウサギギク、ミヤマキンポウゲがたくさん咲いていた。
- 登山道は天狗原山山頂の右を巻き、そのまま金山との鞍部へと下って行った。金山から戻ってくる登山者7-8人とすれ違った。鞍部周辺にはシナノキンバイがたくさん咲いていた。
- 金山への登りになるとハクサンコザクラやアオノツガザクラが咲いていた。山頂手前は草原になっていてイブキトラノオがたくさん咲いていた。草の丈が低くなるとミヤマキンバイが咲いていた。最後の登りではチングルマがたくさん咲いていた。雪が融けたばかりで残雪も少し有った。
- 山頂には誰もいなかった。霧に覆われていて、焼山方面への縦走路がかろうじて見えた。記念撮影をした。7-8人のグループの到着と入れ替わりに下山し始めた。
- 下りでもお花畑を楽しみながら歩いた。ガレ場を過ぎると雨が降ってきて土砂降りになった。1時間ほどで小降りになり、登山口に着いた時はやんでいた。水筒に残った水を使って泥だらけになった靴を洗った。